前回 少綰が若木の門を開けて人族を凡界に送り
その命を散らしてしまったところまで書いた。
今回は 父神の作った水沼澤で寿華野八聖と呼ばれた
墨淵達のところから。
(もう、漢字出すのも難しくて 心が折れそう(´;ω;`))
学校だから 注目されるメンバーで構成された派閥
あるある。
一つは 墨淵を頭とした神族4人、対抗するは
少綰を頭とした魔族3人 それと、属さない東華、
二つの派閥は 何かと揉め事を起こしてばかり。
先生方の悩みの種・・・これも あるある。
墨淵の派閥には 折顔と 白浅の父 白止が入っている。
東華と少かんは幼馴染だったので、学宮を休んでばかり
の東華は 試験のたびに、よく少かんからノートを借りて
写していた。
しかし、問題を起こしてばかりの覇者 、少かんのノート
が、まともであるはずもなく、東華はいつも落第点を
とっていた。
教室では 墨淵と少かんは隣同士だったが、あまりに
二つの派閥が揉めるので、頭を痛めた先生方は
墨淵の隣の席を東華に変えた。
東華は墨淵にノートを借りるようになったが
結果として 試験でトップになる。
その後、少かん以外の人のノートを写しても
トップを取れる事が判明😅
(少かんって どこか白浅とかぶる。だから
墨淵は・・・と 想像してしまう)
その後、五族の戦いにおいて 東華は墨淵の側に
ついたが、ある程度見極めがつくと、戦いが終わらぬ
うちに碧海蒼霊に戻ってしまう。
神族が勝利し、封神大典の準備中に 人族を救うため
少かんが命を散らしてしまい、これからの世界の
秩序を保つために 君臨するはずの墨淵まで失踪
したため、世界は再び危機に瀕してしまった。
この世界をまとめられる人物は東華しかいないと
の判断で 東華を訪ねていったのが折顔だが、
その折顔は 碧海蒼霊の外で 3年も足止めをくった。
東華の従者が出入りした際に ようやく入れたの
だった。
二人の会話で 墨淵が敢えて戦いを起こさねば
ならなかった背景が ぼんやり見えてくる。
少かんが 人族を救うために自分を犠牲にしようと
している・・・それを知った墨淵が おそらく
少かんを犠牲にすることなく人族を救う手立てを
見つけようとした、のではないかと。
しかし、時間がないと気がせいた少かんは
実行してしまった。
東華は全て 先を読んでいたので、天族から
おそらくは 折顔が来ると察していたのだった。
墨淵の「菩提劫」だったか?におそらく
詳しく書かれている物語。
十里桃花で 復活した墨淵を訪ねて来たのは、
少かんの弟・・・
「姉が夢に現れて、寂しい と言った」と
墨淵に伝えるために・・・
もしや 少かんは 死んだのではなく、魂を
復活させるよすがもあるのか?
と思わせるひと言・・・
菩薩劫 見てみたいです。