ネタバレです。10月29日迄配信の29話迄
見終わりました。
秀逸なホームドラマ。
ヒロインはリー・ジェンジェン。大衆食堂を営む
父と二人暮らし。一年前に出産のトラブルで母を
亡くした。
そんなある日、自宅団地の上の階に警察官一家が
引っ越してくる。社交的な父、神経質でイラつく
母親と、暗く攻撃的な雰囲気の息子リン・シャオ。
ジェンジェンはシャオに心魅かれ、仲良くなろうと
コミュニケーションを計るが 拒絶反応が半端ない。
同じ頃、地域の世話焼きおばさんの紹介で
ジェンジェンの父が見合いをする。美しく聡明な
雰囲気のハー・メイという女性で、ズーチューという
男の子を連れてやって来た。
ジェンジェンは継母への拒絶反応で、ズーチューに
ひどいいたずらを繰り返すが、ズーチューは
ジェンジェンと仲良くなろうと、いじらしいほど
ひどいいじめにも耐え、ジェンジェンの機嫌を
とるのだった。
しかし、ハー・メイはジェンジェンの父に借金を
して、いなくなった。一人残されたズーチューを
気にかけてハー・メイの実家を訪れた父は、農作業を
手伝って学校にも通えていないズーチューに心を
痛め、彼を引き取る。が、嫉妬したジェンジェン
は ズーチューの荷物を何度も投げ捨ててしまう。
それでも従順に、争う事もせずジェンジェンと
仲良くしようとするズーチュー。
幼いながら、必死になってリー家にいさせてもらう
努力をするズーチューを 父はいつしか我が子と
して慈しみ、ジェンジェンも ズーチューを
兄として 受け入れる。
一方 リー家の上階に住むリン家では、喧嘩が絶えず
暗く 心を閉ざしたシャオを 何かと気に掛ける
ジェンジェン。父の美味しい料理でさそい、やがて
三人は兄妹として絆を深く強くしていくのだった。
ジェンジェンは、シャオを兄、ズーチューを小兄
と呼び、二人の兄もジェンジェンを溺愛する。
ネタバレ、あらすじは 検索すると出てきます。
この作品で特徴的なのは、「母親」とは?
「家族」とは?という問いかけではないかと
私は思いました。
ジェンジェンの父、リー・ハイチャオは 菩薩
のような人物です。自分を肯定され、のびのび育った
ジェンジェンに対し、毒母に何度も心を破壊される
リン・シャオ 。 母に捨てられたというトラウマを
抱えながら、他人にどこまで頼って良いかもわからず
葛藤するズーチュー。二人に そっと寄り添うリー父娘。
精神のバランスを崩して息子に直接「あんたは要らない」
と吐き捨て、家を出た母親に残されたリン父子をも
包み込んで、 食事の面倒から 父不在時の息子の面倒まで
気持ちよく引き受けるリー・ハイチャオに感動です。
全40話
日本では、昔 「ひとつ屋根の下」というドラマが人気
でした。
韓ドラでは、「応答せよ1988」が秀作です。
ホームドラマ 見応えありますよね・・・