VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

歩生蓮を読み込もう その3

2024-09-12 18:56:00 | 永遠の桃花

成玉が 祖てい神である事は 敏敏公主さんの訳 第66、67話

に 出てきます。

側近の朱とうによれば、祖てい神は去る前に 様々な

仕掛けを施して 自身の正体が漏れないよう、復活した

際に  自身の真の使命が果たせるよう万全を期した。

誰にも見破られぬよう  祖てい神の人間としての身体は

初代冥主によって提供されたものであり、誰もその

本体が神仙であると気付く事はできないようになっている。

全部で17体作られていたが、成玉で17体目。

人間としての生を受けたのは、神仙が知る事のできない

七情六欲を経験する為。

朱とうは祖てい神の劫を成就する為に悪役をも引き受け

 成玉の前世16回において 成玉を殺す役割をになっている。

祖てい神は元々性別がなかったが  未来予知の能力を

持って、自分が遠い未来に 水神との間に 重要な

使命を持つ子供を授かる事を知り  女性となった。

今回の劫は三つあった。病弱で  特別な養育を必要

とした。物心着くころに 両親を失い  孤児となる。

そして 政略結婚で辺境の地に赴き  そこで亡くなる

運命だった。

これを上手くこなす事が出来れば  神仙として

復活できるというシナリオという事らしい。

 

古来より  もし 復活した祖てい神を わが手に入れれば

四海八荒を手に入れられるという伝承があったので

魔族、鬼族、天族こぞって 祖てい神の献祭後には

密かに その復活の兆しを探る動きがあった。

連宋は 天族として 秘密裏にその任務を遂行していた。

しかし、成玉の正体には気付く由もない。

朱とうは 祖てい神の最後の劫を 滞りなく遂行すべく

全力をつくす。  連宋によって復活した、 古墳に

葬られていた帝昭儀(人主 阿不托  現世において

李明楓)に至っては  連宋に対する嫉妬と不信感

から  成玉が祖てい神である事を故意に伏せて

あたかも  長依がその化身であるかのように匂わせた。

 

一方、成玉は降りしきる雪の中  政略結婚の地へと

向かう。

 

といったところです。連宋は、どうやって

成玉=那蘭多=祖てい神  にたどり着くので

しょうか?


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