いみしん新聞・常陸の国

少し掘り下げたテーマや画像について考えてみる

美しい国の醜い国作り・・

2007-05-29 07:40:00 | 世相・意見
二〇〇六年十月から安倍内閣のかけ声「美しい国作り」より「醜い国作り」が続いている。
あれから八ヶ月が経過しようとしている内閣支持率は約70%から41%に低下した。
わけの分からぬ「美しい国作り」などと戯けたことを言う宰相を生み出したのだ。
このような内閣が出来るのは圧倒的な議席を与党に与えた有権者によってである。 

美しい国作りのその経過や結果はどうなったろうか?
①政治資金は領収書なしで私的流用した大臣でもおとがめしません。
 法的に問題ないと言われるが道義的に世間では許されない。
②国民年金は長年まともな仕事もしない社保丁が記録を紛失して支払わない。
 消えた年金をでたらめ支給するのか?まともな行政も出来ない。
③教育改正で国家が教育委員会へ介入するのか。
④憲法改正は国民への説明と公約さえまともに出さないで都合良く行おうとする。
⑤よその国の軍再編へ数兆円も出しますと内容も詰めないで約束手形いや現金を出す。
 外国軍の軍備と軍事移設を負担なされる。日本ではこんなバカなこと通るのである。
⑥田舎では病院が無くなり病人を放置し産院も無く子供が生めない。
⑦フリーターやニートはもう十年以上も続いて二百万人以上いる。
 加齢化でこれら若者は能力人材が失われまともな人生は送れない。
 まさに国家を存亡の危機へ追い込んだ与党である。
⑧国家戦略はなく官僚主義で荒れた社会をまだ作り続けている。

これらを生み出した思想は日本が敗戦時代を挟む一世紀の近代国家から現代国家への道のり付和雷同から。
これが「醜い国作り」の経過であり結果である。
金使いの荒い無能な借金だらけの醜い国家は今もあって美しい国作りは夢であろう。
普遍性のある理想の国家を世界に示せずにきた極東の島国である。前回の関連記事へ) (次回の記事へ) (トップへ戻る)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする