思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

家賃1万円のアパート

2005年03月08日 | Weblog
これもスナックの客の話。
去年の暮れ頃から、顔を見せ始めたおばちゃん。45歳と自分で言っていた。
目下独身,バツイチといっている。子供は居ない。
両親は北海道の炭鉱で働いていた。
おふくろさんが酒好きで、銭湯の帰りによく屋台で酒を飲んでいた。小学生の彼女もビールを付き合わされたといっていた。
親父も、兄貴2人とも酒は受け付けない体質で、おふくろさんの血を受け継いだらしい。
近所を仕事で回っていて、空き室ありの看板を見て見つけたのが、家賃1万円のアパートだそうだ。礼金10万円のところを3万円に値切って入居したという。
荷物も身の回り品だけ、テレビは中古のリサイクル品を3千円で買ってきたといっていた。
もちろん風呂なし、トイレ共同。
隣は若いにいちゃん2人で、夜中までアダルトビデオの音がガンガン鳴っているが彼女は全然気にしないそうだ。

彼女は研ナオコを少し黒くしたような顔をしている。
歌は上手。
今の仕事は、午前中は駅前の喫茶店でウエイトレス、午後も働いているという。
この店の雰囲気が気に入ったみたいで、夜はこの店で飲んでいる。収入の殆ど全部飲んでいる様子。

世の中いろんな人がいるもんです。

博打で1億8千万円

2005年03月08日 | Weblog
スナックの客の話。
近所のカラオケスナックにはいろんな客が来る。
其の一人。
今は小さな小料理屋で板前をやっているという60才前後の人。
自動二輪でやってくる。時々お造りなどを持ってきてご相伴にあずかる。
若いころはどうだったという噺になり、どうやら彼は近所の地主の2代目で親の財産を空にした経緯をしゃべり出した。
若旦那といわれていたころ、よく賭場に出入りしていたらしい。
一晩で2、3百万使っていたという話。
負けた後は頭がガンガンして、必ず女を買いに走ったとか、それですっきりしたそうです。
賭場でスッテンテンになると、お帰りをお見送りして、帰りのお車代ですといって1万円くれたそうです。

借金が積もり積もって1億8千万円。
普通の人はそんなに借金できないよ。
親が土地を売りはらって綺麗にしてくれたといってました。
見た目は、まじめそうなオッサンですが、世の中分からんもんですね。


宇宙とか、生命とか

2005年03月08日 | Weblog
宇宙のことを思うと気が遠くなる。
天文台で毎日星を眺めている人々がいる。
まるで生命体のように生まれる星と、死んで宇宙の塵に還ってゆく星があるという。
質量の極限のブラックホールがある。
氷の塊の彗星がある。
光を放つ高温の球体がある。
そもそも光とは何なのか。
膨張し続けるという宇宙、その果てには暗黒の「無」のみがあるという。
想像できない世界。

生命がいろんな形で進化を遂げている地球がある。
地球は宇宙の唯一の偶然なのだろうか。
生命の根源は何だったのだろうか。
今のところ地球以外に生命の痕跡は発見されていない。
生命は唯一地球だけの孤独な存在なのだろうか。

原子とか量子とか、どんな組み合わせで起動したのか、生命のスタートボタンは何なのか。
雄と雌の組み合わせのシステムの根源はやはり原始生命。

光を超えるスピードで移動できないことは証明されているらしいが本当だろうか。
人間の想像の世界では可能である。

宇宙と生命の謎を解き明かしたときに、人間は何を知るのだろうか。
神を超える概念が誕生するのか。
不可避的な人類の最後を予見するのか、あるいは全てを支配できる存在になるのか。
永遠の命を勝ち得て苦悩するのか。
何時のことだろうか分からないが、きっとその時はくると思う。
人類は想像できる事は実現してきたではないか。

そんなことをつらつら思うとますます気が遠くなる。
子供のころからずっとそうだった。
いい年こいて何言ってんだろう。