思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

高校の同窓会

2005年04月06日 | Weblog
高校の同窓会の案内状が思い出したように例年来るがただの一度も出席したことが無い。
故郷を遠く離れてしまっていることもあるが、集まるのが好きな人は遠くからでもやってくる。

高校時代の思い出は殆ど無い。
友人は2,3人いたがそれほどの仲でもないし、卒業以来会ったことも無い。
転勤先の地で彼等が同地へ出張してきて、酔っ払って電話してきたことが一度あった。
何か別人みたいで付き合わなかった。
卒業後に裏切り行為をしてしまった友人もいる。
誤って済むものでないので、音信無いままである。

高校時代は何をしていたのだろう。空白の3年間だったように思う。
受験勉強と推理小説の虜になっていた暗黒の時期だ。
一人浮いていたと思う。恋なんかはまったく無縁だった。
周りで起こっている皆が知っているいろんな事について、殆ど何も知らずに過ごした。
そういえばあんまり皆の話の輪に入らなかったな。
あの年代で経験すべきことを何一つ経験しなかったのかもしれないと思うと悲しい。
受験校なので始終試験結果が張り出され、そんなことに怯えながら過ごした小心者だった。
未だに人より上でないと落ち着かない心理状況は、社会性の欠如だといつも女房にバカにされている。

一度歪んでしまった心はおいそれとは治らないだろう。
同窓会に行ける日がいつか来るだろうか。



花見

2005年04月06日 | Weblog
今日は午前10時集合の上、英会話サークルのお花見会があった。
初夏のような暖かさで、桜はアットいう間に満開状態だった。2,3日前はまだ蕾だったような気がしたが。
川沿いの公園でシートを敷いて約10名、講師のベンは恋人のアンドレアを連れてきた。
結構口喧嘩している2人だがが、お似合いのカップルになりそうだ。2人とも英会話講師で、共にカナダ人。
我々の円座は大きな声で英語で喋り捲るので、傍を通る人は興味深そうに眺めながら歩く。
チョッと気恥ずかしい。
CDで懐かしの英語曲を流す。サークルの生徒はシニアが多いから。
生徒の2人は30代、子育て真っ最中で子供連れである。
2人ずつ女の子、片方の2人はおとなしく人形みたいに座っている、もう一方はベンの肩に乗ったりして騒ぎまくる。対照的で興味深い。それぞれどんな風に成長するんだろう。
いつも帰りに私の車に同乗するじいちゃんが、突然手品を始めた。何かよく分からんかったが拍手した。


かく言う私は、人ごみの中で花見なんていうのはホントは大嫌いだ。
花見するなら人里はなれて1本の桜があればいいというタイプ。

西行の有名な歌が好きだ。

  ねがはくは花のもとにて春死なむ
  そのきさらぎの望月の頃

何となく格調がある。

すこしアルコールが入ったが車で帰った。つかまれば30万円の罰金だがセーフ。