思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

中国の反日デモ

2005年04月19日 | Weblog
私は戦後生まれ。
第2次大戦でわが国が中国でどんな酷いことをしたのか、歴史の教科書にもそんなに印象に残るほどの詳しい記述は無かったような気がする。まして現在日本のの若い人達は戦後の貧しい苦しい生活も知らないし、戦争の経験とか、親の軍服姿とか見たことも無いわけだし、何故中国の若者があれ程までに反日感情を露にするのか理解できないだろう。
ニュースに流れる映像だけ見ている限り、暴力的な行為に反感を助長するだけになる。

何年か前に中国に旅行したことがある。
万里の長城や、秦の始皇帝の墳墓址から発掘された兵馬俑なんか見ていると、中国の歴史に圧倒される。縄文人が日本で草葺の小屋に住んでいた頃、中国はとてつもない文明を築いていた。
日本の古代・中世は中国に学んで発展してきた。漢字然り、同じような意味を表わす漢字を使っている唯一の兄弟国だろうに。
かつて中国の会社と行き来していた頃、皆好い青年だった。茶髪のオネエチャン社員もいたりして反日感情なんて微塵も感じられなかった。

デモで暴れているのは、一部の特殊な跳ね上がりなんだろうか。
映像を見ているとこっちもキレそうになる。
ニュースの映像も考え物だ、中国人全員がああではない筈で、暴力行為を恥じている国民も多いはずだ。

だがここは冷静にいきたい。
中国政府も、口にはしないが相当反省しているみたいだし。
まもなく中国はアジアの雄として成長するはずだ。
良識ある立派な国になって欲しい。

夏模様

2005年04月19日 | Weblog
大阪の春は短い。
お水取りが終わってもまだ冬の装いだが、花見が終わり最後の「通り抜け」の桜を見る頃は一挙に夏の気候になる。
昨日までジャンバーを着込んでいたのが、一転してシャツ一枚になる。
近所の公園は葉桜になった。
繰り返す季節の巡り。
雪国育ちなので、夏は苦手だ。汗が引きもきらないし冷房のきいた部屋で過ごすことが多くなる。
かといって寒い冬も好きではない。冷たい風が身に沁みる。

女房は映画を2本見てくると言って出て行った。
季節に関わり無く元気だ。