昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

続アウストラロピテクス(アフリカ06)

2009-11-04 | 海外旅行
この平原の各所で化石が発見されている。人類の発祥である。

 しかし、この洞窟には生活の痕跡がなかった。風化したのかも知れない。


アウストラロピテクスの骨が発見された洞窟である。






左:鍾乳洞の洞窟を進むと、ゾウの鼻と名が付いている鍾乳石が立っている。その近くに枝分かれした穴がある。
右:枝分かれした穴の入口に鉄格子がある。この洞窟の中に彼の骨が発見された。さらに奥には金網が張ってある。







鍾乳洞の天井である。下がっていた鍾乳石はすべて折られて、石灰岩鉱石として持ち出されている。ハリセンボンの天井だった筈。






懐中電灯で照らされているのは梯子状の化石である。地上からここに落ちてきた獣の骨の化石だと言う。






丘の頂上付近に出口があった。そこには発掘調査の骨組みがそのまま残されている。


赤い線を辿ると、彼の骨の化石のあった位置を示す。





左:石灰岩のカルスト台地には、あちこちに穴が口をあけている。学者は、この猿人が下に落ちて化石となったと見ているそうだ。
右:季節はこれから春が来る。茶色の草原が緑に変わっていくことでしょう。