昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

嵐山(大河内山荘)

2009-11-21 | 歴史・文化遺産
遅い寝起きで青空見れば、こんな快晴で家に居ることはないと、出かけました。外の明るいうちに帰宅するつもりで出かけてきました。


いつも素通りする大河内山荘を訪ねてみようという訳です。平日というのに渡月橋など結構人が多い。






日照の関係か、冷え込みの関係か、緑の葉が紅葉をバックにして、秋の準備をしています。







ここでは緑の葉が、紅葉に遠慮がちに赤くなる順番を待っています。







造園された庭には、要所要所に建物がバランスよく構えています。大乗閣が庭に浮き上がります。
 









対面する山林には、紅葉の葉隠れに鳥居が置かれ、石造の五輪塔が見え隠れします。これは舞台の書き割りですね。







左:大乗閣はバランスの取れた建物で、絵に書いたようです。
右:ところで、先ほどから目の前を飛ぶ虫は、函館の雪ムシのような姿です。(この雪虫のような虫については、2007.11.30のblogにアップ)








赤・黄の樹林の向こうに、萱葺きの滴水庵が見える。それは祇王寺を思い起こさせる。







最も高所には、見晴台になる東屋がある。

右側は写真でカットされているが、嵐山の紅葉の稜線が見える。そして洛中を見渡せば、東山山麓までも、ちょっと霞んでいますね。

北に眼を移すと、比叡山四明岳が見えます。手前には並び岡の二つの峰があります。







萩も秋のお付き合いです。黄色くなっています。





白のサザンカが美しい。