昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

スワヤンブナート寺院(ネパール2)

2010-10-27 | 海外旅行
  ネパールの首都カトマンズの一夜が明けました。ホテルの窓から、朝の霞に、もやっと浮ぶスワヤンブナート城跡が見えます。
 ここのカトマンズが湖の底であったのを、文殊菩薩が盆地に換え、そこに仏の根源である大日如来を迎え入れて、出来た寺院といいます。

日の光に照らされて、浮かび上がる城郭です。



 頂上まで参道が付いています。道には、隙間なく並んでいるマニ車を参拝の人は手で回転させながら、道を登ります。京都の高台寺にも並んでいますね。

ここの道はやや下り坂です。途中サルがあちこちに見えます。サル寺とも言われています。




参道沿いには、仏塔が次々と現れます。



人類が平和でありますように、と言う標識がお寺などでよく見かけますが、その団体が建立した釈迦像です。





スワヤンブナートの頂上に来た。

左:目玉寺とも言われますが、巨大なストーバには、大きな目が描かれています。この目は お釈迦様の目であって、万人を慈愛の眼で見ており、鼻の部分は1の数字だそうです。世 界は一つと言う意味だそうです。手前の白い円形のものは、漆喰で出来た土台で、地球を 示します。
右:人々は頂上のストーバに礼拝します。そのときに礼拝を依頼することが出来ます。何か 品物を祈ってくれる人にお礼をします。写真左手前には品物が積み上げられています。
 お祈りの世話をしている人は裸足になって、火で身を清め、皆さんの祈りを務めます。
 





この頂上では、ヒンドウ教のまるいポゴダと、ラマ教(チベット仏教)のストーバ(塔)と、釈迦の大きな像が、同じ場所に同居しています。鳩が多数とまっています。




参道沿いに住みつく、露天商の人たちは信仰心も厚そうに見えました。




値打ちのありそうな物も並んでいます。




少し奥まった所にあったダライラマ若かりし頃の写真です。右はカトマンズを湖から盆地に変えた文殊菩薩でしょう。