昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

加茂岩倉遺跡(銅鐸の里)

2012-09-03 | 歴史・文化遺産
 今から26年前に島根県の宍道湖の南の山中で、多数の銅鐸が発見された。

これまでは滋賀県野洲で銅鐸博物館があるが、そこよりも多数が発見されたと新聞を賑わした。

里山の裾に車を置いて、発見地までの道に、車止めに銅鐸のモデルが置かれている。





39個が発見された。(滋賀県野洲市では24個)





現地の説明板。





図の左方から進む。遺跡ガイダンスの建物まで進む。この案内図の銅鐸の絵がある場所で発見された。





この谷の奥が出土地である。夏の太陽は遠慮なく照りつけてきた。





季節はずれのベニウツギが咲いていて、和ませてくれる。





崖から湧いている清水は、こんなにも茶色の沈殿物を含んでいる。鉄の成分が酸化して錆びになった色である。

この地方は鉄の生産地である。





ここで発見された銅鐸の様子が写真で並んでいる





左:大きな岩の中に、穴を掘って、埋め込まれていたらしい。
 






青いのはショベルカーで掘り出されてしまったので、レプリカで埋まって状態を再現している。
 





発見された銅鐸のレプリカや、当時の模様の記録が、整理されて、保管展示されているガイダンス館。