昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

当麻寺西南院

2013-01-17 | 札所巡り
当麻寺の塔頭西南院だけは、花の寺21番札所になるほどの退屈させない魅力がある。


池泉回遊式の代表的な庭園が作られている。
縁側からの風景を堪能した後は、庭園の中に自分を置いて自然界の風景に溶け込むことが出来る。





庫裡の前に咲く蝋梅は満開です。




綿の木がある。しっかりと綿が出来ていて紡ぐことが出来る。ただし、するどいとげで指を怪我しそうになる。

アメリカ南部の奴隷たちが広大な綿畑で紡ぐ映画がありましたね。「風と共に去りぬ」だったか。
 




一番初めの案内図の中の見晴らし台から見る西塔と東塔を見通す。屋根の上の九輪の輪の数が8つである。





その場所の足元にある「水琴窟」那智の黒石が敷いてあるその下で、妙なる水滴の音が聞こえる。




ガラス障子の縁側で、お庭を見ながら抹茶が戴ける。西塔が水面に映るのが有名。




塔が写る面白さだけを見るとこんなになる。





一番初めの案内図で、脳天仏の辺りから見る池泉回遊式の庭園。





回遊して地上に降りて来た時、樹木と塔が背比べをしているように見えた。堂々とした塔である。





小振りだが、楽しい石燈籠




シャクナゲは春までは冬眠です。





前回に登場したフウセントウワタの実が弾けて中身が風に飛ばされている。





寒アヤメが咲いている。





奈良盆地の西の丘から東の飛鳥の方向を見た風景です。右の端に鉄柱と重なって象の背中のような姿の山が畝傍山です。

この山の向こう側の山裾には橿原神宮があり、神武天皇御陵がある。