昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

鶴林寺(聖徳太子絵図)

2013-01-24 | 札所巡り
重要文化財「聖徳太子絵伝」パンフレットからお借りしたもので、大変に画像のざらつきがひどいのですが、ご覧下さい。

聖徳太子が播磨の国まで来たかどうかはともかく、国の改革のリーダーとして庶民の尊崇を得ていたことは確かでしょう。


一幅の掛け軸の絵伝は、紙芝居のように、数段に別れて描いてあります。

聖徳太子はいろいろな服装身なりで描かれていますが、主人公は一幅ずつ同じ服装のようです。

絵の中で太子を見つければ、概ねの出来事が推測出るように思います。

第五幅です。物部氏の破仏の事や戦さを経て、聖徳太子19歳の戴冠などがかかれています。




第六幅です。中国の僧恵慈・恵聰の来朝。太子への黒駒の献上など。







第七幅です。黒駒で富士登山をしたり、諸国に池などを作った場面です。






第八幅です。太子が死に、蘇我入鹿が死に。「乙巳(=いっしの変)」は大化の改新ですね。



冬の寒空にカラスが…。