昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

伊弉諾(いざなぎ)神宮

2013-03-01 | 歴史・文化遺産
今回訪ねた淡路島の神話伝説の地です。


神話のふるさとがここにあります。「国生み神話」の事でした。
イザナギ・イザナミは、まずおのころ島を生み、次々と大八島を生んでいきます。

特にイザナミは、火の神様を生んで亡くなってしまいます。
その後、イザナギ一人になっても、アマテラスやスサノオらを生みます。




最初の国生みが、おのころ島・淡路島・浮島など数か所が伝えられています。

伊弉諾神宮がこの地に祀られています。神宮と名づけられるのは神社よりも格式が高いとか聞きました。





今年は古事記編纂1300年とかもあってか、賑わいがあります。鳥居はしっかりと神明鳥居ですね。




伊弉諾大神が住まいした地に、我が国最初の神社を建てる。別名「日少宮(ひのわかみや)」=「一宮(いっくさん)」




事こまごまと記述があります。時間があれば判読してください。




「ひのわかみや」と言うので、太陽信仰であったと後の世の人が推測し、方角に合わせて神様が鎮座するのだと言う。



全国の一の宮はこのパターンであることを示す。



隣に小山の台地をつくり、日時計のようなものが設置されています。




そして、国歌「君が代」の「さざれ石が巌となった」岩石が置いてある。




神地池。まさか天の浮橋の積りではないでしょう。



椥(なぎ)の木に実が出来ている。春日大社・那智大社にも巨木がある。





正面に祓い殿があり、黄泉の国にイザナミを訪ねた後、イザナギが阿波岐原で祓いの禊を行いました。
一宮皇太神の扁額がある。





本殿




遅ればせながら、淡路島の地図です。青色の線で出来た四角が訪問地です.

上から、絵島、伊弉諾神宮、おのころ島神社です。
淡路島の南の海に、前回訪ねた「沼島(ぬしま)」があります。