昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

おのころ島神社2

2013-03-04 | 歴史・文化遺産
本殿の隣に「御神木」のための別棟がある。

中を覗いてみると大きな樹木の枯れたのがあった。
この木は岐阜県に今も咲く「淡墨桜」を神木として迎えたようです。




絵馬が架けてあった。

左:イザナギ・イザナミが沼鉾(ぬぼこ)で混沌をかき混ぜて、その雫が大八州にうまれる話ですね。
右:今年の干支の巳さんです。
  



本殿の裏手から夕陽に浮かび上がる屋根、千木(ちぎ)の先端部の切断面は地上と並行。




神社の、裏の方に末社があった。八百万の神を祀る神社である。



左:おや、この鳥居は変形鳥居ですね。伊勢神宮などはすべて神明鳥居でした。
右:鎮守の神様の色彩が濃いかもしれませんね。屋根の千木の先端の切断面は地面と垂直になっていますね。
 


小さな円墳のような形で、その周囲には濠のような川筋があります。



白梅・紅梅が咲き初めであった。



これも鮮やか、サザンカが満開です。




最後にご近所を見てみると、色々と謂れのありそうな名前の標識がありました。
 


標識に釣られて行って見ると、天の浮橋の伝承のある庭がありました。




 第二次大戦で戦死した村の若者を慰霊する忠魂碑が建っていました。小銃のモニュメントです。
家の大黒柱のような若者が、戦地で散って行った悲劇でしたね。
 昔でいうと英霊になった村の若者、彼らの名を永遠に語り継がねば、と名前が並んでいます。
大変な犠牲の上に、今の日本があることに、あらためて頭の下がる思いです。合掌