昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

潮岬で金環食

2012-05-21 | 話題
この先、我が国で見られるのは200年以上もたたないと見えないという。天体のショウが見られると言う。

しかし、お天気次第では、何も見えないことも考えられた。けれども、その金環食の中心を通るのが、潮岬だと言う。

前日降った雨模様の空は、日食を見るチャンスを失くすかもしれない。

観光地大島の樫野燈台付近の人が、野球のボールくらいのテルテル坊主をつるしていた。




朝、車の中で、目覚めると雲は早い。3-4層になって空を覆う雲であった。雲に途切れが見えるのに望みをつなぎます。




もうすでに、日食が起こる太陽はすでに日の出の時間を過ぎています。はるか上空の雲は輝いているが、速く動く黒雲は、途切れ途切れになってきた。





串本町大島の先端にあるバス停は、日食でなくてもここに突っ立っています。

民謡「串本節」に歌われた連絡船は橋開通で不要になりました。

樫野灯台口バス停は、日に4回の定期便がある。





かつて、潮岬でトルコの軍艦が台風の為に沈没し、村人たちが、その兵隊を救助したことがあり、トルコから感謝の意を込めて、さまざまな記念碑を建てている。

トルコ共和国の建国の父アタチュルクの騎馬像が立っています。





大島の最東端には、日食観測の人々が、注目しています。その先には、欠け始めた太陽があります。






雲が幸いして、リングに近付いた、太陽が見えました。雲が幸いして輪郭がよく判ります。遮光眼鏡が不要になっている。





これで完全にリングになっているが、雲の影になっています。これ程、シャッターを押すタイミングがずれようとは。





真っ暗に世間が見えるフィルターをカメラの前に置くと、こんな風に見えます。  これは月と同じに見えますね。


潮岬

2012-05-20 | 国内旅行


今日は朝から曇天が続きます。しかし、明日金環日蝕が起こる。曇り空であっても、薄雲りの瞬間を期待して潮岬に来ています。
以前の皆既日食は雲のおかげでよく見えたので、夢をもう一度と祈っています。明日午前7時29分です。潮岬の大島にいますが、現地の土産物屋の店頭にてるてる坊主がぶら下がっていました。

兵庫県尼崎市の話

2012-05-20 | 話題
 
街の賑わいが、阪神タイガースの声を聞くと、一気にヒートアップする商店街です。





大阪湾の北海岸線です。昔の白砂青松の海岸線は、一部の海水浴場を除いて岸壁です。

埋立地を線で繋いで、回廊道路が出来上がっています。

拡大します。

阪神尼崎あたりから次の出屋敷駅あたりの探訪をします。





尼崎駅すぐ南の明治5年創立の小学校が、人口減で廃校となりました。鉄筋校舎が、今は市の支所になっています。

当時の校長室だけは役所の支所にならずに残されています。

立派な奉安殿です。教育勅語の巻物が納められていました。まさに学校の進む神髄が安置されていたところです。






ここの学校の外壁に残る戦争の記録も残されています。米軍の戦闘機が、機銃掃射をした弾痕です。







川は尼崎城の西の堀になっていました。城壁が復元されています。

この川には、戦前屋形船が出て、宴席が造られ、昼は子供が泳ぐ川だった。尼崎市の中心街として賑わったそうです。





明治維新まであった城は取り壊され、最期の城主桜井氏を祀る神社がある。





城の名残りを見せる桜井神社です。
 




本殿です。


山からの贈り物

2012-05-19 | 話題
 春は山菜摘みだと、出かけます。例年、素晴らしい贈り物を戴きます。

蕗です。秋田ブキです。風味も全く変わりません。東北・北海道で見られる巨大な蕗の種類です。



たくましそうだが柔らか味も遜色ありません。




1m位はあります。群馬からの贈り物です。ありがとう。




これも蕗です。関西の山野に見られるものです。




但馬の山野で見つけてきました。






これは丹波の篠山の山野で収穫したわらびです。美味そうです。





長くて大きいわらびは播磨の道の駅で手に入れたものです。




鳥取のタケノコです。柔らかいですよ。




皮をむいて湯掻きました。皮をむく時の柔らかい感触が楽しいですね。赤い根っこの赤ちゃんが楽しい。


花の寺2番楞厳寺

2012-05-18 | 札所巡り
 1番から2番の花の寺が近いので、そちらに回る。ここはカラスの襖絵が有名だが、前日から予約を入れないと拝観できません。

伽藍の周辺で絵を集めてみました。

山に囲まれた境内は、池を中に入れて緑広がる里山でした。




黄ショウブが池の周辺に咲いていた。



楞厳寺の表示をする石柱が、庫裡の門前にある。「りょうごんじ」とは難しくて読めませんね。

楞厳(楞=稜=かど=コーナー)






左:関西花の寺二番。右:新四国八十八ケ所 第壱番札所。これは境内にお堂が88所あって、霊山寺から大窪寺まで巡ることが出来る。
 





屋外の表示はかなり薄くなっていますが、境内の四国88番札所の周遊路の案内図である。





本堂に上がる石段の横に88番の結願所のお堂がある。字が薄くて消えかかっています。






池の傍の湿地にハスの鉢が並んでいる。小川を挟んであった池が、水田へと変身中です。アヤメとかの池かも。






本堂の横にあった伽耶の木の古木です。球果が、境内のあちこちに散乱していました。実生を育てるのかも。





石像のお不動さん。






寺をでてすぐに、池の上に桐の花が咲いていました。





よく見れば、花にも細毛でおおわれている。




傍らのブッシュの中に、ベニウツギがよく咲いています。




長井一禾(いっか)の襖絵がある。

円山派の画法を習った長井一禾は明治2年新潟の生まれである。フェノロサの帰国に際して、アメリカで5年間滞在した。

帰国後、鴉絵の技法が賞賛された。昭和12年から2年間当時寺に滞在し描いたものです。

パンフレットから  襖絵拝観は予約が必要。(残念)















いい天気なので(花の寺1番観音寺2)

2012-05-17 | 札所巡り
 境内の七観音巡りの道沿いに、シャガが咲いていた。




アップします。




花の中にハナ蜘蛛を見つけた。何とフリルのビラビラが微妙な豪華さを出していることか。





これは可憐なミズタビラコ。ムラサキ科のキュウリグサの仲間です。






本堂に上がってきました。その正面の祭壇の扉に、よく見ると達磨がずらりと並んでいます。達磨みくじと言う。
 





近付くと、ダルマが欠落しています。何個?






本堂の横にもオオデマリが満開です。




それと並んで、干支の守り仏が並んでいます。十二支だけれども、八体です。






八体仏と満開のシャクヤク。








本堂の裏正面にも、若干のダルマが、三々五々並んでいた。





わが国山野に古来からあるヤマボウシです。アメリカハナミズキとよく似ています。

end

いい天気なので(花の寺1番観音寺)

2012-05-16 | 札所巡り
 明日は雨かも知れないと思っていた時、当日天気が良ければ嬉しいですね。家で留まることはないと、北へ往復で約200㎞のドライブです。

特に目的のない時は、「花の寺25カ寺巡り」です。

雲があるとはいえ快適な気温で、青葉若葉がで満ちています。





京都市福知山インターから約10㎞、花の寺1番の観音寺です。ここの住職が平成5年音頭を取って始まった霊場巡りです。

総門です。時計があるところなど記憶に残っています。参拝は午後5時で門を閉めます。




参道の傍の花づくりの畑にはアヤメかなあ。いい色をしています。




総門の奥に、仁王門があります。ガラス張りの仁王様は珍しい。





仁王門をくぐると、両側にアジサイの中に石燈籠が並びます。





庫裡の入口の門は派手な作りである。





傍らには観音様の石仏巡りの参道がある。




オガタマの花がフルーツ系の香りを漂わします。





七観音めぐりの山道にある石仏、素直な良いお顔です。
 





参道からは下からしか見えなかったが、白いアジサイ系の花が鮮やかでした。





こちらのアジサイも、風変わりな花を咲かせます。





山の清水が流れ落ちる静かな泉です。





背後には清水の湧き出す森林が広がります。春紅葉です。






花の寺24番地蔵寺(下)藤

2012-05-15 | 札所巡り
境内の庭から一段高い所に立つ本堂の前に来ると、いろいろな花が咲いていた。特に目立つのが、このセイヨウシャクナゲの赤でした。




そばに寄ると、破れ傘のような花の蕾です。不器用な派手な花です。開くと蝙蝠傘が逆立ちしたような形になります。





本堂の前の藤棚が最高でした。本堂の写真がなくてすみません。軒先の幕がちらっと出ていますが…。






重く垂れさがる花穂がゆらりとも揺れない。みずみずしい花です。






ムラサキの花が滝のようですね。






藤の花の暖簾越しに見える梵鐘とか鐘楼、そして石燈籠。








濃い紫色の斑点が広がる花の縄暖簾ですね。






五輪塔の舞台出演に、藤の幕が降りていきます。






フジの花穂も、古刹の雰囲気があると倍増するような気がする。






山門に近い所の桃色の藤棚が、池の水面と重なって静寂をもたらします。







奈良からの帰途「竹の秋」を見つけました。今はタケノコがにょきにょきと顔を出し、竹林が黄葉になっている。




そして、夕陽が丸いことがよーく判る。

end

花の寺24番地蔵寺(中)藤

2012-05-14 | 札所巡り
奥の方に行くと、 白いフジが咲いている。画面では、コントラストの関係で、多少見えにくい。

けれども、なんと綺麗な事か。





逆光にすると浮かび上がってきた。





こちらは赤味がかったフジの花。





奥の突き当りにあった、やや古い藤棚で、周囲の雑木も元気である。






本堂の屋根をバックに、この白い花はひときわ引き立って見えるがフジはありませんね。、






足元で満開の花は、ミヤコワスレと思うが、広い境内は住職の手が行き届いていることが判る。






藤棚が続く散策路の最も奥に人の背の高さほどのフジが満開であった。植木鉢のフジのような姿です。支柱ががんばる。






散策路から、本堂が見えてきた。






ひょろひょろと上に這い上がるフジの枝。藤棚の下でのびのびと成長するナンテンの赤い若葉。






花穂の長さがよく判る気がしますが。




花の寺24番子安地蔵寺(上)藤

2012-05-13 | 札所巡り
花の寺24番札所巡りの「子安地蔵寺」を訪ねました。

南海電車高野線橋本駅から北西10㎞ほどにある。高野山巡礼の道からは近い。昔は善男善女が通ったことでしょう。





ここは藤の名所になっています。




山門に入るまでの参道には、すでに藤棚が出来ています。




これが昔は九尺フジとも言われていたほどの長い花穂が見事です。今は二代目だそうです。




すでに4時半になろうかという時間で、参詣する人も数人になったフジの寺です。境内の大きなフジが窺えます。






関西歴史街道の一つでもある。六種類が咲いていると言う。



地蔵はあの世で子どもを守ります。子安地蔵尊です。




中庭のメインの藤棚です。古木である。




光の関係で、色が少し変わったが見事な咲きっぷりです。




日影から見ると、藤棚の外にはみ出した枝がいいです。





泉水があって和ませてくれる。




そのすぐ後ろにあった藤棚です。寺の境内を仕切る土塀に沿って咲くフジです。





花盛り盛りの藤棚です。圧倒されそうなほどの紫色のカーテンです。