湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

脳内花火満開

2005-08-08 22:41:26 | 学習
否決になってしまった郵政民営化法案。自民党反対派はいったい、このまま郵政三事業を放っておいていいというのだろうか。

一番問題の多い郵貯事業に関していえば、国民がセーフティネットとして無リスクの資金を預け入れる。その資金が、無駄な公共事業に使われる、赤字国債の購入・利払い資金に使われる、公務員の皆様の高給に充てられる。潤沢であるゆえに、節操が無い。無リスクであるから、いつまでたっても、国民の投資についての考え方が発展しない。株式市場に資金が流れない。諸悪の根源といっていい。

郵貯事業の縮小は時代の流れである。この流れを止めることは許されないし、ほかに何があるのだろうか。これだけ財政赤字の規模が拡大し、いつ長期金利が上昇し、財政破綻がおきかねない状況の中、一刻も早くわが国の資金循環を正常なものに近づけなければならない。特定郵便局長のご機嫌伺いをしている場合ではない。

民主党の岡田代表いわく、政権奪取の願ってもない好機らしい。政権をとって、日本を改革したいらしいが、郵貯を放っておいて何を改革するというのだろうか。いったい彼らは本当に日本という国を真剣に考えているのだろうか。何でもかんでも、小泉さんに反対すればいいというものではない。

9月11日の選挙。日本国民の良識が問われることは間違いない。