独身生活

今週初めに家族が京都の実家に帰ってしまった。今週は１週間独身状態。独身だとツタヤでエッチなＤＶＤ借りたりするかもしれないが、ワシにはそんな元気はもうない。

そんな火曜日のたそがれ、高校時代のクラスメートのＫから携帯メールが入った。「新宿でカラオケでも行かんけ、われー」。彼は発する言葉通りのメールで有名である。

しばらく考えたが、丁重に断った。もちろん歌は嫌いではない。ただ、今日は朝から重要なミッションを自分に課していたからだ。これをほごにするわけにはいかない。

そのミッションとは、家の近所の「与太郎飯店」で飯を食うことなのだ。この与太郎飯店、ご主人の腕が最高にいけてる中華料理屋なのだ。四川風の辛い味付けは「練馬の陳建民」と異名をとるほどだ。（ワシがゆうとるだけ）

そんなにうまいなら、休日に行けばよさそうなものなのだが、子供たちはこの辛い四川風の味付けを好まず、向かいにある、万人受け狙いのオーソドックス中華「エビス園」にしか行きたがらない。というわけで、「与太郎飯店」に行けるのは、子供たちがいない時か、今日みたいな独身状態の時に限られる。

マンをじして与太郎飯店で「鳥肉と野菜のうま煮定食」を食った。850円也。辛くてうまい。メシがすすむ。大満足の一夜であった。