本屋で立ち読みで、新聞社系の週刊誌を立ち読みしていたら、高校別の合格実績が出ていた。当然自分の母校に目がゆくのだが、信じられないくらいサッパリ。なにこれっていう感じ。ワシらの頃はこれほどひどくはなかった。
いまでも、高校時代の友人は何人か付き合っているのだが、友人Kの情報では、学区が広くなって、学区の2番手校になってしまったことが原因らしい。入るときからレベルが下がっているのだからしかたない。
私立高校と違って、公立高校は行政のさじ加減で地位が大きく変わる。気分次第で、学区が見直しになれば、その高校の地位も大きく変わることになる。競争をさせるために学区を広げたり、学校格差をなくすために学区を小さくしたり、卒業生も含め、教育を受けるほうはいい迷惑である。
学区が小学区から大学区になるほうはまだましであろう。いい学校へ行けたのに、学区が小さくなってレベルの低い学校に行かざるを得なくなって、おおげさでなく、人生が変わってしまった同級生もいる。そもそも国立大学は学区などないし、ビジネスの社会は競争なのだから、競争を否定する学区制など設けても何もよいことはないような気がする。
それにしても、進学実績も振るわないし、甲子園に出るわけでもないし、さびしい限りである。