棒茄子が出た。きっちり出た。世間相場では、ん%カットとかいう話をよく聞くが、ワシのところではきっちり出た。ちなみに冬より多くもらっている。いいでしょ。とりあえずきっちり出た。
別に自慢話ではなく、年俸制だから最初から茄子の額は決まっているのである。組合があって労使協議して決めるのではなく、ドライに決まっているのである。会社が赤字になろうが黒字であろうが関係ない。決まっているのである。ただし、個人のパフォーマンスが悪いとお給与はドライに下げられる。プロは常に厳しい評価にさらされている。体が悪くなるわけだわ。
ところで、こういうと思い出すのが、去年のAIGのボーナスの話である。公的資金を受けておいてボーナスとは何ごとかと、叩かれまくって税金をかけられまくったりしていたが、AIGはきっちり払った。世間がどういおうと欧米は契約社会なのだから払わないとおかしなことになる。社員と経営との関係が崩れてしまうのだ。
去年、AIGの話があったとき、ワシもボーナスなんぞふざけておると憤ったものであるが、さて自分の話になるとそれはそれということになる。