土曜日にハーフマラソンを走って、今日も15キロ走ったおやじ。足と腰が悲鳴をあげている。
ひざは笑っているけど。
食べるときは腹八分目である。成人病予防にはこれしかない。
ワシはランニング好きだが、運動で消費するカロリーと食べるカロリーを比較すれば明らかなように、いくら運動するかより、いかに食べ物をコントロールするかが分かれ目である。加えてワシの場合、お酒をやめている。もちろんタバコも吸わない。これで早死にしても悔いはない。
腹八分目だと、食事前に空腹のピークが訪れる。空腹のピークの状態で食べるということは、めしがうまい、ということである。何を食ってもうまい。米だけでもうまい。食前に海草サラダをドレッシングなしで食べることもあるが、それでもうまい。とくにうまいものを、以下、いくつか挙げる。
・柿ピーのピーナッツ
・ナムルと一緒に食う米
・焼いた鯛の白身に大葉味噌を塗ったもの
・キムチが口に残った状態で飲む味噌汁。
・納豆もち
・ほうじ茶と一緒に食す甘納豆
・スーパーよしやの大福餅
・冷蔵庫に残っていたアップルパイ
など。
こうして考えると、何でもうまいのだから、「まずい食べ物」という概念が脳中にない。ものがおいしいか、そうでないか。味覚というものは主観的なものであるから、本人がうまいといえば、それが美味ということである。余人がとやかくいうことではない。
しかも。
うえの諸品を見ていただいてわかるように、うまいものを食べるにはおカネがかかる、ということでもない。節食すれば味覚が鋭くなる。何を食べてもうまい。逆に、食べ過ぎて味覚が鈍くなり、高いおカネを払わないとおいしいものが食べられなくなる。しかも、食べ過ぎることで、肥満し体を悪くするということもあると思う。食費も医療費も高くつくということだ。
以上、飽食の時代に警鐘を鳴らしている。
ただし、まずいものはひとつある。冷蔵庫に入れてしばらく経った残りごはん。これはまずい。ごはんは残らないように炊くべし。