「牧野植物園開園60周年特別展」
「英国キュー王立植物園収蔵画とFlora Japonica」の
企画として鑑賞ガイド、植物解説ツアーの
開催が夏休みの期間中にあります。
今日はその初日で、植物解説ツアーに参加してきました。
ツアー開始は11時からなのに
早く着きすぎて、ウッドデッキの椅子に座って
待っている間も蒸し暑く汗が止まりません。
ツアーは1時間の予定でしたが
炎天下の野外を避けて、日陰でみられる植物のみの
解説ツアーとなりましたので40分の予定となりました。
さあ出発です。
後方の木はハマボウ
3日の日に来た時は、たった一輪だけしか
咲いていませんでしたが
今日はたくさんの花を咲かせていました。
6日のブログでこのたくさんの実を付けている
植物の名前が判らなかったのですが、
マルバチシャノキと判明しました。
チシャ(和名)=レタス
絶滅危惧種
葛の花
根っ子は葛粉や漢方薬になります。
これが何だかわかりますか?
いろはモミジの花後の種子です。
モミジに花が咲いて、実がつくなんて
初めて知りました。
この実が竹とんぼのようになって
何処かに飛んで行って、新たなモミジが誕生するのです。
万年青(オモト)
徳川家康も愛した縁起の良い植物です。
江戸時代には、旗本や御家人、武士の間で大流行し
豊かさの象徴として、珍しいものは
現在の金額に換算すると、1億円の値が付くことが
あったそうです。
コブシ
果実は集合果であり、握りこぶし状のデコボコがあり
これがコブシの名前の由来です。
雪餅草
雪餅草が実を付けています。
これがやがて真っ赤になります。
ヤブミョウガの花
ジョウロウホトトギス
花の咲く8~10月に来て
見てみたいジョウロウホトトギスです。
シタキソウの果実
何だか水牛の角のようです。
冬になると一面真っ白に・・・・
この何でもないと思われるササですが・・・・
スエコザサ
最後に牧野富太郎博士の
展示館に入って、暑くなった身体を
クールダウンします。
博士の部屋の再現
そっくりな蠟人形がいました。
暑かったけれど・・・・
大変有意義な時間を過ごしました。
今日も来てくださってありがとうございます。