どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

横ノリでパァ!?

2006-12-30 | 全国地方競馬の話
エイトビートで~スイング♪~スイング♪・・・・・。
その”横ノリ”ではありません!
29日の東京大賞典でのシーキングザダイヤ騎乗の横山典弘騎手のことであります。


第51回東京大賞典(GⅠ)は、8枠12番のブルーコンコルドが直線鮮やかに抜け出して4馬身差で快勝。
2着には伏兵クーリンガーがしぶとく競り勝ち、払戻しは馬連28510円の高配当となりました。
1番人気アジュディミツオーは、3番手からの競馬も伸びを欠き5着に敗退。
対抗視されていたシーキングザダイヤも、打倒アジュを目論んだ積極的な競馬も後方馬の末脚に屈し3着止まりに終わりました。



「第51回 東京大賞典(GⅠ)」ダ2000m・右

 1着 12 ブルーコンコルド  2:03.5
 2着 1 クーリンガー    4馬身
 3着 11 シーキングザダイヤ クビ差
 4着 4 カフェオリンポス  クビ差
 5着 9 アジュディミツオー 1馬身
 6着 13 ボンネビルレコード クビ差
 7着 10 ハードクリスタル  2馬身
 8着 3 クールアイバー   2.1/2
 9着 5 シーチャリオット  4馬身
 10着 8 コアレスタイム   1.1/2
 11着 7 シルキーゲイル   アタマ
 12着 6 ウエノマルクン   4馬身
 13着 2 ナイキアディライト 大差



私の本命馬ナイキアディライトは、予想外のシーキングザダイヤの追走にオーバーペース、3コーナーで早々と交わされると後は無抵抗のまま最後着の大差負け。
やっぱりナイキは、自分のペースで気分良く行けないとモロイですわ。(泣)
そういえば、まだ石崎隆之騎手が跨っていた頃にナイキが中央のGⅠジャパンカップダートに出た時も、スタート直後からガンガン競りかけていったのは横山典弘騎手の馬だったような・・・。
なんかこの馬に恨みでもあるんでしょうかねー。。。


・・・・・っていうのは冗談で、今日のシーキングザダイヤの横山典弘騎手は明らかに”打倒アジュディミツオー”を意識した乗り方でした。
同じ川島厩舎のアジュとナイキがレースの主導権を握れば、当然展開が苦しくなるのは目に見えていますから、そんな競馬をされてたまるかというのが横山騎手の乗り方にありありと見てとれましたね。
相手はアジュディミツオーただ1頭。
相手を決めたらとことん負かしに行く!!
そこが横ノリの横ノリたる所以・・・なのでしょうか?
見事、彼の作戦は功を奏しアジュには先着したものの・・・・・、あまりにも積極的な競馬が裏目に出てしまい、後ろにいた馬2頭に差されてしまいましたね。
結局、人気の2頭とも消えて万馬券。
ま、それもアリかな。。。とも思います。
そこまで読めなかった私が”パァ!?”なのですよね。。。(泣)
横ノリ!恐るべし!!



まあでもこのレースは結果的に荒れましたが、”展開から見た結果”としてはわかりやすいと言ったらわかりやすいものでした。
”ナイキが逃げ、アジュが2番手”の私の昨日の展開予想。。。
ただ、横ノリが積極的に前々に取り付いてくることは予想できましたが、まさかこの2頭の間に割り込んで来るとは想像つきませんでした。
ほんの少しの違いのように見えますが、それが大違い。
ナイキ、アジュの先行なら、同厩舎の2頭だけにもう少し緩い流れになったと思います。
そうすれば、堅い決着もあったかな??
さすがに私の本命馬ナイキが残っていたかはわかりませんが、私が軽い馬場での前残りの展開での高配当を期待していたことは確かです。

それがシーキングザダイヤが間に入ったことにより、ペースは緩みないものになってしまいました。
当然、競られたナイキは自滅。
アジュも3番手では持ち味が生かされない。。。
まんまと横ノリの術中に入った展開も、あまりにも早い3コーナーでの各馬の仕掛けに最後は自身も今ひとつ伸びを欠くこととなり、結局自分の競馬に徹したブルーコンコルドが持ち前の瞬発力を生かして快勝、、、という結果になったと言えるでしょう。

ただ・・・・・、
クーリンガーは相手なりのしぶとさが生きましたね。
弱くはないんだけれど強調点も少ない。
う~ん。。。こういう馬は厄介ですわぃ!(泣)



いまさらながら、競馬というのは馬の強さだけで結果が決まるわけではないので難しいですねー。
各ジョッキーの思惑や展開の流れひとつで結果が変わってしまいますし。
競輪や競艇のように、そこにはさまざまな人間模様とかけひきも存在しています。
そう思えば・・・・・、
馬券の神様となるにはもっと騎手のことなどにも詳しくなりたいものですね。
馬のこと。。。例えばその馬の特徴やクセ、脚質、出走データーからの得意分野、距離適性、そして調教からみた調子等々・・・は新聞にいくらでも書いてありますが、騎手の気分や思惑なんかはどこにも書いてありません。
もしかしたら調教師や馬主の思惑なんかも、レースに無関係とは言い切れないでしょう。
特に地方競馬の場合は、ほとんど毎日毎日、ほとんど同じ顔ぶれで、同じところをグルグルグルグル何周もまわっているのですから、そういった部分(騎手の思惑や人間関係、あるいは性格?)のウエイトが大きいような気がすることも無きにしも非ず・・・ですかね。。。


まあ・・・、とは言っても、新聞にそんなことまで書いてあったら逆に混乱してしまいますケドね。
新聞が”馬”の整然とした事実に基づいた論理的な予想を展開していないと、新聞自体の存在意義。。。~信用みたいなモノを失ってしまう恐れもありますから。
(いくら論理的とは言ってもあくまで予想でしかないのですが・・・。)
見る側の予想も分別がつかなくなってしまうかも知れませんし。
そこから先が、やはり”新聞の読み方”みたいな、本当の意味での推理の部分であるのでしょう。


よく”八百長だぁ!”なんてスタンドで叫んでいるオヂサンがいますが、そういった類の話ではありませんよ。。。念のため。(笑)
(昔の話は知りませんが、今ではそんなことありえないと思いますから。)

そうではなくて競馬とは”馬の力”だけではなく、人間同士のパワーゲームもそこでは行われているということです。
その部分がもっとわかればなぁ~、と思う次第なのです。。。

その”推理する”部分が少しでも少なくて済めば。、。、。もっと馬券獲れる気がするんですがねー。(笑)
まあでも、トラックマンにでもならない限り、直接関係者に話ができる立場にはないわけですから、どうしてもそれには限界があることは間違いないのですが。。。



でももしその境界線を突破できれば!>>>>>
        >>>>>仕事しなくて済むかもぉ~!?(笑)



冗談です。。。
推理が無くなったら、それこそ競馬が仕事になってしまいます。
そんな人間観察の能力もありませんし。。。
第一そうなったら、競馬が楽しくなくなってしまう!!!でしょ?


さあ、真面目に明日も仕事仕事。(笑)


コツコツお金を稼いで、そして競馬に注ぎ込むのだっ!!(爆)


それでは、また。




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