どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

なかなか犯人の当たらない推理小説。

2008-03-18 | 競馬余談

今週の名古屋競馬は待ちに待った名古屋大賞典ウイーク。
枠順も発表されて、さあいよいよ推理の始まりです。
普段、競馬場へ行って馬券を買うのが30分の短編推理小説なら、こういった大きなレースは長編大作というところでしょうか?
とはいっても、長く考えたからって犯人が当てやすくなるわけでもなく、そんなに頭を捻りすぎるのもかえって良くないかも知れません。
それでも今回は、毎度通い続けている慣れた地元のコース。
あえて傲慢な神様気分で、箱庭の中のレースのような感覚で強気にイメージを作って行きたいと思っています。



しかし今の段階では、私はまだ何も考えてはいません。
私は競馬で生計を立てるプロの馬券師ではありませんし、何より馬の調子や状態に関する情報が少なすぎて考える気も起こらないのです。
ただ漠然と出走表を見渡しているだけです。
私がこの馬の騎手ならどう作戦を立てるのか・・・とか、この騎手ならどう乗るだろうか・・・とか、そんな意味のないことばかり考えています。
またそれが楽しいのですがね。。。



まあ、今回のこの物語(レース)の私にとっての主人公は”キングスゾーン”ですから、勝つにしろ負けるにしろ私の展開イメージはこの馬を中心に組み立てられています。
あまりにも複雑怪奇な競馬という推理小説。
どれか、どこかに杭(ポイント)を打ち込んで、そこからイメージを膨らませていかなければ溺れてラビリンスに迷い込んでしまいますからね。






推理としては・・・・・?

①、馬の能力(特徴)と、その力の序列を考える。

②、馬の調子は???(これが一番厄介かも。新聞情報で?)

③、距離を考慮し、枠順を見渡して展開予想。
   テンのスピード→騎手の作戦→1周目のスタンド前の序列
   各馬、どの地点で仕掛けるか→2周目の向こう正面の序列
   追い出してから3~4コーナーのレース状況をイメージする
   はたして、真っ先にゴール板を駆け抜ける馬は???
   新聞予想ではなく、この部分は自分のカンを信じます。

④、展開は、表が出るか、裏が出るか?
   騎手のかけひきを傲慢にも”読む”ということです。
   完璧な展開予想は無理ですから、せめてそれくらいは?
   先行馬が多くたって速くなるとは限りません。その逆も。
   騎手は、勝つためにかけひきをするからです。
   それまでの各騎手の乗り方のトレンドを思い返します。

⑤、あとは、当然コースバイアス的な要素も少しは考えたいです。

予想としては、そこまでですね。
あとは、券種や買い目の検討でしょう。
それは当日のレース前のお楽しみとしてとっておきたいですね。




買い目検討としては・・・・・?

⑥、自分の推理した頭の中の馬の分布を考慮した券種選定。

⑦、オッズを考慮した金額の強弱。

結構この部分(券種、買い目検討)も、競馬の醍醐味のひとつ。
ギャンブルはここでする・・・といっても過言ではないかも?
地方競馬では特に。。。
推理は推理として的中しても、どうしても買い目を絞らなくてはならなくなるのが地方競馬(特に名古屋競馬(笑))ですから、ここで失敗することも多く、その場合ものすご~く悔しい。。。
そんな経験、誰にでもあるはずです。






ホラホラ、何か競馬に行きたくなってきたでしょう?
名古屋競馬場でレースを観たくなってきたでしょう?
私はいつもこんな感じ。。。
自分で自分を勝手に盛り上げてます。
当たる当たらないは仕方のないことです。
考えることが楽しいのです。
ただ自分なりの予想の仕方や考え方だけはちゃんと事前に頭の中を整理して、あとはそこに馬や騎手を当てはめていくだけなのですが。。。
特に地方競馬は、同じコースを、同じような騎手が、だいたい同じような距離で、毎度レースをしているのですから、そういった考え方も結構理にかなっているような気がしています。
JRAのレースなどは、難しすぎてそんなことできませんからね。
JRAでは、やはり馬の能力や状態を重視して考えるのがベストでしょう。
それは一番私が弱い部分・・・というか、一般ファンにとっては一番泣き所の部分ではないでしょうか?
そうなるとやはり、最後は競馬新聞・・・ということになってしまう。。。
そこが地方との違いでしょうか?

  

さて。。。
私も、そろそろ考えるかな?
このなかなか当たらない名古屋の推理小説を。。。






まあ交流重賞では、毎度キングスゾーンの応援馬券になってしまうのですがね・・・。
このレースは当たらなくてもイイというワケでもないのですが。。。
それはそれ、ということで。。。
とにかくキングスゾーンには頑張って頂きたいものです。










 


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