携帯サイトの「競馬総合チャンネル～地方競馬版」に、勝利数日本一の女性騎手、名古屋の宮下瞳ジョッキーのコラムが掲載されています。
「なごやジョッキー通信」と銘打たれたコーナーには、他に名古屋の岡部誠ジョッキー、丸野勝虎ジョッキーが参加して、毎週土曜日、レース前やレース後の心情などを順番に書いてくれています。
今週の宮下瞳ジョッキーの記事は、原口厩舎のドリームルージュという馬のついて書かれていました。
馬の状態の話や騎手としての心境、原口先生との人情話など、とてもストレートな彼女の気持ちが文章によく表されています。
毎度思うのですが、ジョッキーがこうやって色々ファンのために書いてくれるのって凄く有難いことだと感じます。
なんと言っても、なかなかメジャーなメディアの話題にはなりにくい地方競馬の話。
特に名古屋のジョッキーの方々は、楽天ブログなども含めて非常にオープンにさまざま語ってくれる方が多く（もちろんレースに対してキモところは秘密なのでしょうが）、ファンにとってはとても親近感が湧いて嬉しいことと思います。
もちろん競馬ファンが一番知りたいのはギャンブルのための馬情報なのでしょうが、馬券とは関係ない話でもこうやって日頃の近況や心情を語ってくれることによって、レースに対する思い入れや楽しみ方も倍増すると私は思うのです。
名古屋では他に、原口先生もブログで忙しい中毎週こまめに所属馬の近況を書いてくれています。
馬の話に留まらず、誓二さんや新人ジョッキーの話など、ファンにとってはなかなか聞けない興味深い話が満載です。
ただ競馬オヤジにとってそういった話がどうなのかは？？？なのですが、それでもそういった地道なファンサービスが少しずつでも実って、現在における新しい性向の競馬ファンの獲得に繋がればいいと、僭越ながら私は願います。
ただ私は・・・単なる「ギャンブル狂」なのですが。。。
最近、ようやく自分でも気付き始めました。（笑）
さて、その宮下瞳ジョッキーの記事の中で、今回、親孝行の話が出ていました。
それに絆されて・・・というわけではないのですが、私も少し思うところがありまして。。。
以前からあまり触れたくはないと思ってはいたのですが・・・。
少しだけここで述べたことがあるのですが、私の母は国から難病指定を受けた脳の病気です。
脳とはいってもボケとは正反対の、運動神経が徐々に奪われていく奇病です。
先月に主治医の先生からお話があって、そろそろ器具を考えた方が・・・というお話でした。
器具というのは、食べることが困難になってきたこと、排泄が思い通りにいかなくなってきたことによるものです。
それはたぶん、本人にとって一番つらいことでは、と思います。
当然、拒否しています。
とはいえ、最近は父も円形脱毛症になるなど顔には出しませんが少なからず介護に心労を抱えてきているようですし、そろそろ本気で考えなくてはいけない時期のような気もしています。
私も急に現在の仕事を・・・というわけにはいきませんし。
もともと直接命に係わることはない病気なのですが、逆に言えばこのまま延々に動かなくなり続ける・・・本人の意識はしっかりしているのに・・・、あまり想像したくはないことです。
いずれどこかで家族の踏ん切りも必要になってくる、とも先生に言われました。
そんなに急ぐことではない話なのですが（私がまだ競馬に行けるくらいですから）、頭には入れておいて欲しいとのことでした。
そういえば最近、呂律も回らなくなってきて話が聞き取りづらくなってきています。
いつか・・・・・。
いつかのために、いつまで・・・？
それがわからないところが、また不安の種なのです。
そしていずれは、決断しなければならない。
考えたってどうにもならないことはわかってはいるのですが、それでも少し考えるべき時期なのかと思っています。
だからといって、今の状態となっては私に何ができるというわけでもないのですが・・・。
今できる親孝行って何だろう？
・・・そんなことを思っています。
ただ一週間ほど考えたのですが、全くもって介護にだけ専念する・・・というのも精神的に参ってしまうだけでしょうから、少しずつでも競馬はまだしばらく続けようと思っています。
父も私も、いまや競馬だけが唯一の楽しみのようになっていますし。
（父はＪＲＡ、私は地方競馬ですが。）
でもこれからは、仕事、家事、遊びのウエイトは当然変えていかなければならないでしょう。
それにより競馬と同じように、このブログの更新回数も減るかも知れません。
ありがたくもこの拙いブログに来て下さる皆様、今後もよろしくお願いいたします。
できれば、もっと明るく楽しい話題を取り上げていきたいです。
＜Ｐ．Ｓ．＞
来週の名古屋大賞典、楽しみですね。
キングスゾーンやムーンバレイも出走します。
今回はいつにも増して、期待も大です。
ただ競馬場に行けると良いのですが。。。
やはり、ライヴは燃えますからね。（笑）
