<写真> 2007年 桜花賞 (優勝馬 ダイワスカーレット号)
遅ればせながら、天皇賞の映像を見ました。
ウォッカとダイワスカーレットの牝馬同士の名勝負、僅差の決着でした。
天皇賞という舞台、ライバル同士、牝馬同士、名騎手同士というシチュエーションに、あの長い長い写真判定。。。
そして誰もが驚いた最後の決着。
わずか2cm差の逆転。
まさに競馬史に残るようなドラマチックなレースでした。
2cmですよ。
2km走って、その差はあってないようなもの。
でもそこには歴然と勝者と敗者が存在し、歴史はこれからずっとそれを伝えていくのです。
何かせつないですね。
タイトルの写真は、ダイワスカーレットが勝った桜花賞の写真。
あの時はまだ、ウォッカの方が力が上と見られていたような気がします。
ダイワスカーレットに未知な部分が多かったですし。
私は、阪神競馬場で生で見ていました。
そしてあれから約1年半。
この2頭の勝負はダイワスカーレット優勢の決着が続き、やがては評価も逆転するようになってきたように思います。
そして、今回のウオッカの雪辱。
これで名実ともに、この2頭は伝説のライバルとして永遠に語り継がれることになるのでしょう。
2007年桜花賞で優勝し、口取りを待つダイワスカーレット号。
ところでこの2cm差。
ハナ差決着のレースでも、レースを見慣れたベテランファンならば結果はだいたい写真判定を待つまでもなくわかるものです。
でも今回に関しては、映像からでは全くわからないほどの差でした。
たぶん写真判定の技術も、やはり素晴らしく進歩しているに違いありません。
今現在、一体どれくらいの差まで判定できるのでしょうか?
それが少し知りたくなりました。
同着という結果は、今でもちょくちょく目にします。
そりゃミクロンの差まで判定できるのならば、同着なんて本来はありえないことなのでしょうし、どれくらいが技術的に判定できる限界なのか興味深いですね。
そしてまた、どこまで差を判定する決定基準としているのか?
あまり条件戦などではこんなに長い写真判定は聞いたことがありませんし、もしかしたら条件戦とGⅠでは追求する限度が異なるのかも知れません。
条件戦ならば、今回は同着だったような気も???
う~ん・・・、ナゾです。。。
名古屋や笠松では、今でも場内にこんな看板がついています。
ちょっと前時代的な雰囲気のする看板です。(笑)
技術的に、この看板がつけられた時代とは格段に進歩していることは間違いないことのように思われますが。。。
長い長い写真判定といえば、忘れもしない1996年のスプリンターズステークス。
田原成貴騎手のフラワーパーク号と熊沢重文騎手のエイシンワシントンとの激闘が思い出されます。
あの頃、なぜか私はエイシンワシントンが大好きで、ずっと追いかけて馬券を買っていました。
いつぞやのオープンか準オープンのレースを大差圧勝したのを中京競馬場で生で見て、それ以来惚れ込んでしまったのです。
勝つときのあの逃げっぷりは、あのサイレンススズカを彷彿とさせるほど?でした。
今思えば、平坦限定、それも中京限定だった馬のような気もしないでもないですが。。。(笑)
確かこのスプリンターズSの前のレースでも、中京でのローカル重賞(CBC賞?)を勝っての参戦だったように記憶しています。
(あの頃のスプリンターズSは、12月の第3週あたり(有馬記念の前週)に行われていました。)
そのせいで、このレースでは結構人気はあったような気がしますが、それでもそれまで短距離GⅠをいくつか制覇していたフワラーパークがやはり1番人気の有力馬。
私は挑戦する形であったエイシンワシントンに、しこたま単勝を注ぎ込んで馬券を握り締めていました。
ラスト1ハロンでは、正直マズイと思いました。
その時点で逃げるエイシンワシントンのすぐ横まで、フラワーパークが鋭い脚で迫っていたからです。
そこからエイシンワシントンが、粘る、粘る!
捕まったら脆いはずのエイシンワシントンが、何とそこから差し返す根性を見せたのです。
マッチレース。
頭の上げ下げ。
頭の上げ下げ。
・・・上げ下げ。
ゴール。。。。。。。
あの時も正直、どちらが勝ったか全くわかりませんでした。
なにせあの時は5000円も入れていましたからね。(笑)
その頃の私としては、十分な大金です。
ただでさえ異常に長かった写真判定でしたが、私はさらに余計に長く感じていました。
結果、エイシンワシントンは2着。
結局、彼はこの千載一遇のチャンスをわずか数cmの差で逃してしまう結果となり、それからも二度とGⅠの栄冠を手にすることはありませんでした。
ホント、悔しかったですねぇ。。。
でも、なぜこんな馬券をいまだ後生大事に持っているのかって?
それだけ、悔しかったからでしょう・・・かね?
自分でも忘れてしまいました。(笑)
なぜか捨てられなくて。
いまや自分のお守りみたいなもの・・・になっています。
でもいまだに私、こういった馬に弱いんですよねぇ~。。。
全然変わってませんね。
とにかく、そんな遥か昔の熱い感情を思い出させてくれるような、今年の秋の天皇賞でした。
遅ればせながら、天皇賞の映像を見ました。
ウォッカとダイワスカーレットの牝馬同士の名勝負、僅差の決着でした。
天皇賞という舞台、ライバル同士、牝馬同士、名騎手同士というシチュエーションに、あの長い長い写真判定。。。
そして誰もが驚いた最後の決着。
わずか2cm差の逆転。
まさに競馬史に残るようなドラマチックなレースでした。
2cmですよ。
2km走って、その差はあってないようなもの。
でもそこには歴然と勝者と敗者が存在し、歴史はこれからずっとそれを伝えていくのです。
何かせつないですね。
タイトルの写真は、ダイワスカーレットが勝った桜花賞の写真。
あの時はまだ、ウォッカの方が力が上と見られていたような気がします。
ダイワスカーレットに未知な部分が多かったですし。
私は、阪神競馬場で生で見ていました。
そしてあれから約1年半。
この2頭の勝負はダイワスカーレット優勢の決着が続き、やがては評価も逆転するようになってきたように思います。
そして、今回のウオッカの雪辱。
これで名実ともに、この2頭は伝説のライバルとして永遠に語り継がれることになるのでしょう。
2007年桜花賞で優勝し、口取りを待つダイワスカーレット号。
ところでこの2cm差。
ハナ差決着のレースでも、レースを見慣れたベテランファンならば結果はだいたい写真判定を待つまでもなくわかるものです。
でも今回に関しては、映像からでは全くわからないほどの差でした。
たぶん写真判定の技術も、やはり素晴らしく進歩しているに違いありません。
今現在、一体どれくらいの差まで判定できるのでしょうか?
それが少し知りたくなりました。
同着という結果は、今でもちょくちょく目にします。
そりゃミクロンの差まで判定できるのならば、同着なんて本来はありえないことなのでしょうし、どれくらいが技術的に判定できる限界なのか興味深いですね。
そしてまた、どこまで差を判定する決定基準としているのか?
あまり条件戦などではこんなに長い写真判定は聞いたことがありませんし、もしかしたら条件戦とGⅠでは追求する限度が異なるのかも知れません。
条件戦ならば、今回は同着だったような気も???
う~ん・・・、ナゾです。。。
名古屋や笠松では、今でも場内にこんな看板がついています。
ちょっと前時代的な雰囲気のする看板です。(笑)
技術的に、この看板がつけられた時代とは格段に進歩していることは間違いないことのように思われますが。。。
長い長い写真判定といえば、忘れもしない1996年のスプリンターズステークス。
田原成貴騎手のフラワーパーク号と熊沢重文騎手のエイシンワシントンとの激闘が思い出されます。
あの頃、なぜか私はエイシンワシントンが大好きで、ずっと追いかけて馬券を買っていました。
いつぞやのオープンか準オープンのレースを大差圧勝したのを中京競馬場で生で見て、それ以来惚れ込んでしまったのです。
勝つときのあの逃げっぷりは、あのサイレンススズカを彷彿とさせるほど?でした。
今思えば、平坦限定、それも中京限定だった馬のような気もしないでもないですが。。。(笑)
確かこのスプリンターズSの前のレースでも、中京でのローカル重賞(CBC賞?)を勝っての参戦だったように記憶しています。
(あの頃のスプリンターズSは、12月の第3週あたり(有馬記念の前週)に行われていました。)
そのせいで、このレースでは結構人気はあったような気がしますが、それでもそれまで短距離GⅠをいくつか制覇していたフワラーパークがやはり1番人気の有力馬。
私は挑戦する形であったエイシンワシントンに、しこたま単勝を注ぎ込んで馬券を握り締めていました。
ラスト1ハロンでは、正直マズイと思いました。
その時点で逃げるエイシンワシントンのすぐ横まで、フラワーパークが鋭い脚で迫っていたからです。
そこからエイシンワシントンが、粘る、粘る!
捕まったら脆いはずのエイシンワシントンが、何とそこから差し返す根性を見せたのです。
マッチレース。
頭の上げ下げ。
頭の上げ下げ。
・・・上げ下げ。
ゴール。。。。。。。
あの時も正直、どちらが勝ったか全くわかりませんでした。
なにせあの時は5000円も入れていましたからね。(笑)
その頃の私としては、十分な大金です。
ただでさえ異常に長かった写真判定でしたが、私はさらに余計に長く感じていました。
結果、エイシンワシントンは2着。
結局、彼はこの千載一遇のチャンスをわずか数cmの差で逃してしまう結果となり、それからも二度とGⅠの栄冠を手にすることはありませんでした。
ホント、悔しかったですねぇ。。。
でも、なぜこんな馬券をいまだ後生大事に持っているのかって?
それだけ、悔しかったからでしょう・・・かね?
自分でも忘れてしまいました。(笑)
なぜか捨てられなくて。
いまや自分のお守りみたいなもの・・・になっています。
でもいまだに私、こういった馬に弱いんですよねぇ~。。。
全然変わってませんね。
とにかく、そんな遥か昔の熱い感情を思い出させてくれるような、今年の秋の天皇賞でした。