ついに米朝会談

2018-03-12 01:05:15 | 社会・経済

北朝鮮の金正恩とアメリカのトランプ大統領が5月にトップ会談をすることになった。今年に入ってから北は対話路線に舵を切ったように見える。北朝鮮は核・ミサイル開発もほとんど完了し、また国際社会による経済制裁により厳しい状況になってきたので、金正恩は今が交渉のタイミングと考えたのだろう。北朝鮮はそう簡単に核を手放すとは思わないが、対話の姿勢を見せている限り、とりあえず戦争が起きることはないだろう。
5月に米朝会談が開かれそしてその後会談が決裂することなく交渉が継続するだけでも十分意味があると思う。その間武力衝突という最悪の事態が回避されるから。 
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アメリカの銃乱射事件と銃規制 その2

2018-03-03 15:21:52 | 社会・経済

先月またアメリカフロリダ州の高校で銃乱射事件が発生し、17名が犠牲となった。19歳の犯人は合法的に入手した半自動のライフル銃で凶行に及んだ。 これに対して生き残った高校生たちは、銃規制をしようとしない政治家に対して抗議の活動を起こした。これは誰が考えても正しい抗議行動であり強く支持したいと思うが、驚いたことにアメリカにはそう考えない人も多くいるようだ。 なんとトランプ大統領は銃規制ではなく教師を銃で武装させて生徒を守ってはどうか?などと考えているようだ。私は全くナンセンスな考えだと思いますが、被害者の遺族には教師の銃武装を支持する方もいて、そのことにまた驚いた。 教師が銃をもっていたとしても、乱射事件は防止できないだろうし、逆に教師による発砲事件だって起きるかもしれない。 学校を舞台に西部劇のように正義の教師が銃乱射犯人を撃ち殺すとでもいうのだろうか? 
アメリカの政治家が銃規制に消極的なのには銃規制に反対する全米ライフル協会(NRA)という強大な組織の存在がある。 この組織に睨まれた政治家は選挙では勝てないといわれている。 また西部劇の時代から銃に慣れ親しんできたアメリカには銃が充満しているのでそれを一気になくそうとすることはあまり現実的ではない。一気に無くならないものならやはり自衛のための銃が必要ということになる。 豊臣秀吉によって刀狩が断行された歴史を持つ日本は幸いというべきか。
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高齢者の過失事故に実刑判決

2016-12-25 15:25:43 | 社会・経済
メリークリスマス!
全くクリスマスとは関係ない話題になるが、、
昨年12月80歳の高齢者が自動車のブレーキとアクセルを踏み間違えて当時15歳の女子高生の命を奪った事故があり、今月16日さいたま地裁は事故を起こした高齢者に対し 過失により尊い人命が失われた結果は重い として禁錮1年6カ月の実刑判決を言い渡した。81歳の老人に刑務所送りとは可哀想な気もするが、私はいい判決だと思います。最近高齢者が高速道路を逆走したりブレーキとアクセルを踏み間違えたりして起こす重大事故が頻発しているが、たとえ過失によるものであっても刑務所送りだぞ!と社会に警鐘を鳴らす意味でも自動車メーカーに衝突防止装置開発を促す意味でも判決はタイミングがよかった。一方、少し前のことになるが、先週82歳の誕生日を迎えられた天皇陛下が今年の1月に自動車運転免許を返上せずに更新されたことはいかがなものか。免許を返上して国民に範を示されたらよかったのにと思った人も多かったのではないだろうか?
高齢のドライバーが増加すれば前述のような事故はますます増えていくだろう。天皇陛下を引き合いに出すまでもなく、高齢者は運転を止めようとしない。メーカーに事故防止する車を早く開発してもらうほか効果的な解決策はない。
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テロの本質 part2

2015-12-05 05:21:22 | 社会・経済
前回のブログでテロは経済格差がひきおこしていると簡単に言ってしまったが経済的側面の他に宗教というものも無視できない。今日はその観点から

またアメリカで銃乱射事件が起きた。 射殺されたイスラム教徒である犯人の自宅から大量の爆弾が発見されたので、いま世界中を震撼させているテロ世界ネットワークのISと関連があるのかもしれない。いずれにしても物騒なことである。 
イスラム教徒を十把一絡げにして イスラム教徒=テロ集団 とする考え方は、良き市民である大多数のイスラム教徒に対して大変失礼であり、テロと無関係なイスラム教徒へ危害がおよぶことがあってはならない。決してそのようなことがあってはいけない。 
とはいうものの、最近世界を混乱に陥れているのは、イスラム教徒 vs 世界の構図のように見える。いっけん。
しかしわたしの見立ては少し違う。宗教について、話せば長くなるのでまた別の機会に詳しく論じてみたいが、宗教の力&恐ろしさというものは非常に大きなパワーがある。それが一神教の場合は特にそうである。悪い方向にむかうと大変なことになる。  端折っていってしまえば、いま世界で起きているテロ事件は、お互いに妥協を許さない イスラム教 vs キリスト教 の兄弟対立ではないかと思います。 もひとつ端折っていってしまえば、この世界の混乱を救えるのは、いい加減な矛盾を内包した多神教のひと=アジア人ではないかと思うのです。そのうち日本でテロがおきるのではないかと警備をどうするか考えることよりも、もっと大きな観点から多神教の日本人が世界平和に貢献するときではないでしょうか。
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ラグビーワールドカップと日本の未来

2015-10-05 08:12:29 | 社会・経済

中国が国慶節の長い連休に入っているので、先週から日本に一時帰国している。
ラグビーのワールドカップで日本代表チームが優勝候補の南アフリカに勝利して世界中をあっと言わせスコットランド戦には敗れたもののサモアに快勝して日本中ラグビーで盛り上がっている。 いつの間に日本のラグビーはこんなに強くなったのかとびっくりしたが、外国出身の選手が10人もはいっている。ラグビーでは日本に3年以上居住していれば日本の国籍を取得していなくても日本代表チームの選手になれる。日本代表チームが強くなったのはこの外国出身の選手の力によるところ大である。外国人の助っ人の力でナショナルチームを強化することには賛否が分かれているようであるが、私は別に悪いことではないと思う。スポーツの世界に限らず能力を持った外国人を日本に呼び寄せ日本で活躍してもらったらいい。アメリカは世界中から人材を引き寄せることで繁栄している。 少子高齢化で先細りが心配される日本。もっと真剣に外国人に来てもらうことを考えたほうがいい。外国人観光客もまた大事にするのがいい。 国慶節の間、中国人観光客が日本に押し寄せ日用品を爆買しているようであるが、景気浮揚に貢献することだし、多少のマナーの悪さは多めに見てやって。
コメント (2)
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