こんな形で終わりになるとは残念である。 オバマ候補と民主党の大統領指名争いをしていたヒラリー・クリントンが取り返しのつかないことを言ってしまった。 これを言ったらおしまいなのに、そんなことあの聡明なヒラリーさんなら百も承知のはずなのに、つい本音がでてしまったのだろう。 そんなところは人間的ではあるが、前回の涙とはちがって今回は人々の共感は呼ばないだろう。 実は私もオバマ候補が暗殺されるのではないかと非常に心配していた。 大統領にもっとも近いところまで行っていたコリン・パウエルが大統領選に出馬しなかったのは、暗殺をおそれた妻の猛反対があったという。 もしパウエルが出馬していたならば、おそらく初めての黒人米大統領が誕生していたと思うが、暗殺される可能性もかなりの確率であったとも思う。 しかし今回のヒラリーさんの失言により、逆にオバマ暗殺の可能性は低くなったように感じる。 特に根拠は無いけれどもなにかあの失言でオバマの命は救われたように思う。
ビルマを襲ったサイクロンでは20万人以上の行方不明者がでているという。そして中国四川での大地震による死者・行方不明者も10万人以上になるだろう。 日を追うごとにふくれあがる犠牲者の数。 気の遠くなるほどの犠牲者の数。 自然の破壊力は凄まじいものだ。 私も中国は地震が少ない国だと誤解していたが、百年・千年の単位で考えると中国のいたるところで地震が発生しているのである。 一番最近では、1976年の唐山大地震では24万人の犠牲者が出ている。 天災は忘れた頃にやってくると言われるが、ほとんどの人は災害に遭ったことがないので、災害の怖さを実感できない。 忘れることすらできないのが災害である。 確率的には非常に低いそして自ら体験したことの無い災害への備えをするというのは、 よほどの想像力の持ち主で無い限りできることではない。しかし長い目で見るといつかはどこがに必ずそれはやってくるのである。 むかし中国には天が落ち地が崩れてしまうのではないかと考える心配性の人がいたそうであるが、そのくらいの想像力がなければ、防災対策はできません。 災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。合掌。
ブログ読者のみなさん連休はいかがお過ごしでしたか?
連休の真っ最中 4日の夜10時ごろ一人暮らしの長男から電話がかかってきた。 息子が電話をしてくることは初めてだ。 電話口ではパニックに陥っていることが読み取れる長男の興奮した声 しかしその場にいない私にはどうすることもできない。 息子よ自分で何とかするしかないのだよ。こういうときは。
長男が夜アパートに帰りドアを開けたらそこには部屋一杯にムシがいた。 一匹の蚊・ハエにも大騒ぎするのはきっと母親(妻)のムシ嫌いが影響していると思うが、そんな長男が部屋一杯にうごめくムシを見た時の驚愕は容易に想像できる。 そのうごめくムシはシロアリだった。 春の連休頃にシロアリはいっせいに巣を飛び出して集団見合いをするのだ。すぐ羽を落とし、パートナーを見つけて結婚生活に入る。 不運にも長男のアパートはシロアリのコロニーが形成されていたようで、巣の出口が長男の部屋の中にあったようだ。 コロニーからいっせいに飛び立つシロアリ達。 部屋の外への出口がないので部屋中シロアリだらけになってしまったのだ。 とにかく大家さんに電話するように指示した。 ムシ大嫌いの妻は、「もしそんな状況になったらば、即部屋を飛び出しそこには二度と戻らない」と。 さて長男の対応は・・ べそをかきながら掃除機でシロアリもその羽もすべて吸い取りきれいにしたそうだ。 翌日行ってみると一晩中掃除で疲れた様子。 掃除に疲れムシが残る中寝てしまったという。 「もうムシがいてもあまり気にならなくなったよ」と。 息子の成長を実感した。 ピアスの一件もかすんでしまった。
大家に電話すると 「また出たか!」 と。 格安の家賃のウラはやはりこういうことであったか!!