息子達が通った高校では、卒業式で卒業生がクラス単位でコントをしたり仮装したりするのが伝統になっている。 オフィシャルには文武両道が校風の男子校ということになっているが、女学生の気を引くために文化祭で男子水泳部員がシンクロナイズスイミングをしたりするチャラチャラした校風も合わせもっている。 しかし校長はそんなオチャラケは余り好きではないようで、今年の卒業式でのパフォーマンスも節度をわきまえることを条件にしぶしぶ認めたそうだ。 そんな状況の中、昨日の卒業式でうちの次男はピンクのかつらで女装しておまけに胸までふくらませて白雪姫のコントをぶちかました。 卒業生や在校生にはバカうけ。 卒業式に出た妻によればわが息子が一番目立っていたそうだ。
←そりゃそうだろな。(これがそのいつも愛用しているヅラだ)
次男のクラスはいつもこんなオチャラケばかりやっていたそうで、ついに昨日は体育教官の怒りが爆発して、白雪姫と王子様が卒業式の最中、裏部屋に呼び出されて説教されたそうだ。卒業証書は辛うじてゲットした。
今日はその次男が受験した大学の合格発表日だった。残念ながら不合格だった。 会社から帰る電車の中で、次男にどう慰めの言葉をかけようか考えていたが、まったくその必要はなかった。 最後までやれる限りのことはやり、本番でも十分実力は出し切ったので落ちても全く悔いはないと言っていたが、そのとおりになった。 サバサバしたものである。 明日から自動車教習所に行くそうだ。 次男は第一志望以外には受験しないといっていたが、長男のアドバイスもあり、直前になって気が変り、他の大学も受験していたのがここに来て役に立った。 次男は第一志望をあきらめその大学に行くそうである。 長男と次男また同じ学校の同じ学部になってしまった。 幼稚園から小学中学高校、そしてまさかの大学まで同じとは。