日本でいま大騒ぎになっている横浜のマンション傾き事件。 その原因は土台の杭の長さが不足していて強固な地盤まで届いていなかったことによる。工事を施工したのは旭化成の子会社の旭化成建材。子が起こした問題は親の責任ということで、先日親会社の旭化成の浅野社長の謝罪記者会見があった。繰り返しON AIRされたから記者会見の模様をご覧になった方も多いと思います。 皆さんは会見を見てどのように感じましたか?
私は なんだかなー って思いました。
浅野社長は深々と頭を下げ涙ながらにひたすら謝罪していました。企業が社会的な問題を起こしたときよく見かける風景ではあります。 旭化成のような大企業になると数え切れないほどの子会社をもっており、そのうちの一つの会社の一人の従業員の行為について、それも工事をしたのは数年前のことで、浅野社長が社長に就任するズッーと前のことです。
それでもタイミング悪く社長の職にある時に問題が発覚し、涙ながらの記者会見をする羽目に陥ったのです。 被害を受けたマンションの住民も可哀想ですが、この浅野社長もまた実にお気の毒です。 今回のような大層な謝罪記者会見ではなくとも、会社では個人としては全く何も落ち度がなかったとしても迷惑をかけた相手に謝罪をしなくてはならないことがあります。会社でなくても組織として活動していれば、そのようなことはあると思います。 組織の一員であることはたとえ理不尽なことでもぐっとこらえて耐え忍ばなければならないこともあります。 浅野社長が謝罪記者会見でみせた涙は、演技ではなく理不尽な謝罪をしなければならない社長という職にある自らに対する自己憐憫の涙だったのではないでしょうか。私はそう感じました。
私は なんだかなー って思いました。
浅野社長は深々と頭を下げ涙ながらにひたすら謝罪していました。企業が社会的な問題を起こしたときよく見かける風景ではあります。 旭化成のような大企業になると数え切れないほどの子会社をもっており、そのうちの一つの会社の一人の従業員の行為について、それも工事をしたのは数年前のことで、浅野社長が社長に就任するズッーと前のことです。
それでもタイミング悪く社長の職にある時に問題が発覚し、涙ながらの記者会見をする羽目に陥ったのです。 被害を受けたマンションの住民も可哀想ですが、この浅野社長もまた実にお気の毒です。 今回のような大層な謝罪記者会見ではなくとも、会社では個人としては全く何も落ち度がなかったとしても迷惑をかけた相手に謝罪をしなくてはならないことがあります。会社でなくても組織として活動していれば、そのようなことはあると思います。 組織の一員であることはたとえ理不尽なことでもぐっとこらえて耐え忍ばなければならないこともあります。 浅野社長が謝罪記者会見でみせた涙は、演技ではなく理不尽な謝罪をしなければならない社長という職にある自らに対する自己憐憫の涙だったのではないでしょうか。私はそう感じました。