いじめの構図

2007-08-26 22:42:51 | スポーツ

土俵上で対戦相手をにらみつけるあの横綱。あの眼つきをみただけでほとんどの人は朝青龍を嫌いになってしまう。その上彼はめっぽう強い。 国民的悪役になる要素がそろっている。 だれもが彼を嫌っているが、それでもまた優勝してしまう。 そして鬱屈した国民の気持ちを晴らす絶好の機会が到来した。仮病を使って地方巡業をサボっていながら、モンゴルでサッカーしてるのがばれちゃった。相撲協会の重い懲罰(2場所出場停止)。国民の過半はこの処罰でもまだ甘いと思っている。そして今度はうつ病?? あの朝青龍が? とまた誰もが疑う。 結局はモンゴルに帰って ”治療”に専念することになると思うが、日本のマスコミはきっとモンゴルまで追いかけて行くだろう。今回の騒動では、朝青龍に同情する意見はほとんど聞かない。みんな彼を嫌っているから。ざまあみろと思っているから。 2場所の休場の後、もしも彼が優勝するようなことがあれば大した悪役だぜ!かく言う私も朝青龍大嫌いだけど、これっていじめの一つのパターンですよね。 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観測史上最高気温

2007-08-17 10:51:08 | 食・レシピ

暑い。しかも蒸し暑い。昨日熊谷と多治見で日本の観測史上最高気温の記録40.9度を記録した。 これは今年が特別というよりは、やはり地球が温暖化していることによって最高記録が出易い状況になっているととらえるべきだろう。 オリンピックでアスリートの記録が塗り替えられて行くのもすごいことだが、最高気温が頻繁に塗り替えられるのはかなりヤバイ。 もう今回の記録更新の件で私は地球が温暖化しているということを確信した。 Salt_1

地球環境とはあまり関係がないが、昨日秋刀魚を食べた。いつもいつも塩焼きだと飽きてしまうので少し目先を変えて炒めてみた。作り方は極めて簡単。わたを取り去った調理済みの秋刀魚を買ってきて、クレージーソルト(ハーブ入り岩塩)を秋刀魚にふりかけます。あとはフライパンにオリーブ油を引いて秋刀魚を炒めるだけ。簡単でしょ。暑さのため夕食の献立を考えることすらできなくなった人にお勧め料理。  なに? こんなの料理じゃないって?

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海を超えたら

2007-08-11 22:43:00 | 社会・経済

 シャンハイと聞けば即座に井上陽水の”海を越えたらシャンハ~イ”という節をおもいうかべてしまう。 東京から3時間足らずのフライトで、長崎からだと文字通りひとっ飛びの距離にある。 先週出張で上海に行って来た。5年ぶりに訪れた上海の街は洒落た店が増えていて路行く人たちの表情に余裕が出てきたように感じられた。乗り物好きの私は早速空港から出ているリニアモーターカーに乗ってみた。車内には速度計が付いていて(開業当初の新幹線にも付いていました)最高速度430km/hの表示が出ました。ジェット機が離陸時滑走路を爆走する感じです。乗り心地はまずまず。約10分で郊外の駅に到着。ああ楽しかった。

中国の繁栄を象徴する上海の発展もさることながら、中国政府の政策によって未だ国民の多数を占める農民の暮らしがこの2年ほどの間で大きく改善されている様である。ふらりと入ったマッサージ屋さんの農村出身の小姐は、「胡錦涛のお陰で農民も豊かさを実感できるようになった」と言ってました。(誤解の無い様に言っておきますが、決してHマッサージではありません。念の為) 鄧小平の南方講和から15年の間、中国は幸運にも良い指導者に恵まれて安定した国になり超大国への路を突き進んでいる。頭パッパラパンで世間知らずの2代目が大統領になっている落ち目の超大国とはえらい違いである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タリバン

2007-08-01 00:27:26 | ニュース

アフガニスタン武装イスラムのタリバンが韓国人ボランティアをまた1人殺害した。これで2人目になる。満面の笑みをうかべたボランティアたちの集合写真。きっと温かい家庭で育った人たちなんだと想像する。 そして昨日アルジャジーラが伝えた捕われの身となった女性たちの映像。スカーフをつけ(つけさせられ)疲れきった無表情の様子。いま彼女たちは何を考えているのだろう。きっと韓国で心配している家族のことを思っているのだろう。 心が痛む。 イラクと同じくアフガンもまた戦争状態にあるのだ。人殺しが常態化しているところには平時の論理や常識は通じはしない。 あのボランティアたちが無事生還したとき、彼女らはアフガンの人に対してどのように感じるのだろうか。以前日本人のボランティアがイラクで同じような目にあったが、あのときボランティアの一人が「またイラクに戻ってボランティアを続けたい」と言った。 これに対し世論は冷たかったけど、私はこんな馬鹿野郎が一人ぐらい居てもいいなと思った。あの子はどうしてるのかな? 世論に負けたかまたボランティアやってるか・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする