7月12日、国際海洋法条約に基づくオランダ・ハーグの仲裁裁判所は、南シナ海での中国の海洋進出を巡り中国が主権を主張する独自の境界線(九段線)には国際法上の根拠がないと認定した。中国が勝手に人工島を造成したり、滑走路を造ったりと着々と実効支配を強める南シナ海問題に対して国際的な司法判断が下された。中国は国際海洋法条約を批准しているにもかかわらず、今回の仲裁裁判所の判決を認めない、受け入れないと言っている。中国は国際法を守らない身勝手な国だと世界中からレッテルを張られてもおそらく中国は南シナ海から身を引くことはないだろう。世界中を敵に回してもわが道を進むというのが中国らしい。
中国の主張する九段線は中国本土から離れた南シナ海に出ばって引かれており、周辺国であるベトナムやフィリピン、インドネシアを抑え込む線にみえる。 明らかに不自然な境界線だが、中国は南シナ海の島々は昔から中国の領土であると言う。昔とは、アヘン戦争前のことを言っているのだろう。中国にとってみれば、この200年は欧米列強と日本にやられてしまったが、本来アジアの覇権は中国にあるべしということでしょう。
今月末で正式に会社を辞めることにした。いよいよ毎日が日曜日状態がやってくる。今日も残った有給休暇を消化するため会社に行かず。午後4時ごろからごろりと横になってTVで大相撲中継を観ながらビールを飲み始めた。家にいるとだらーと時間を過ごしてしまいそう。会社を辞めたら旅行に出ようかと思っているこのごろ。