老化現象

住んでいるアパートの下にある日本の食材店でサンマを見かけたので急に食べたくなり焼いて食べた。　うまかった。　食べた後いつものように食器を洗わずそのまま流しに打ち捨てておいたら、やっぱり魚のにおいというのは強烈ですなあ。　キッチンがあまりに魚くさいので窓を全開にしてキッチンの扉を閉めた。　食器洗って残飯を片づければいいのにね。　最近土日はテニスをしている。　ゴルフを楽しめるようになってお得意さんと一緒にラウンドするのがいいのは判っているが、どうもゴルフは苦手だ。　上手になればそして努力すればそこそこ上手くなれるのもわかっているが、もうそんなことどうでもいいやと思ってしまう。　好きなことしかしない。きらいなことはしない。　最近の私はこのように考える傾向にある。　年をとってきたので、残された時間をどう切り分けるかということを考える。　不得手なゴルフに時間を費やすよりも楽しいテニスをする方がいいや。たとえゴルフ上手くなって仕事で活かすことができたとしてもそれがなんぼのもんやねん。こんな風に考えることは老化現象の一つでしょうな。次第に活動の範囲を狭くしてゆく。　人の意見それも苦言を聞かなくなる。　頑固じじいと呼ばれるようになり社会から孤立してゆく。　
それでもいいやと思うのは並みの老人。　素敵な老人はもうすこし許容範囲が広い。時間軸が長い。　人生が永遠に続くかのごとく90歳になっても新しいことに挑戦するのが実は幸せなのかな。　とりあえず今日はこれから“アヒル跳び会”とのテニスの試合があり帰ってきてからサンマの後片付けをすることにしよう。　

上海も秋

また台風15号が日本列島を狙っている。すでに大雨による被害が出ており心配だ。どうして今年は凶暴な自然災害が日本を襲うのでしょうか？　いっそのことこの猛烈な雨で放射性物質が洗い流されたらいいのにと思うが単に汚染が拡散するだけか…　本当に放射性物質というのは厄介なものだ。捨て場所がない。処理のしようがない。　やはり原子力発電はやめといた方がいいのかもしれない。　地球が放射性物質で汚染されて生き物が住めない環境になってしまってからでは遅い。　その怖れが少しでもあるのならそんなリスクは冒すべきではない。人類とすべての生き物をそんな危険にさらすべきではない。　今回の福島原発の事故は神様が人類に送った警鐘かも知れない。　
　
上海でもひと雨ごとに秋が深まってきた。夏の間部屋の中ではパンツいっちょで過ごしていたが、今夜はちょいと肌寒い。

中国のポロロッカ

長男がガールフレンドを連れて上海に遊びに来ている。　ホテルに泊まる金がないので、小生のアパートに泊っている。ベッドルームは一部屋しかないので、そこを長男たちに明け渡して小生はリビングのソファーで寝泊まりしている。長男は就職先が内定しており今はアルバイトと遊ぶことしか頭にないようだ。嘆かわしいが小生も同じような学生だったから偉そうなことは言えない。
ポロロッカとはアマゾン川を潮流が遡る現象をいうが、中国でも上海の近くの海寧市・塩官という場所でこの現象がみられる。とくに中秋節のころ大潮になるので大きな逆流がおきる。塩官では中秋節に月餅を食べながらポロロッカを楽しむのが慣わしとか。昔から知られていた現象だったのですね。　今日は中秋節の祝日だったので、3人で中国ポロロッカを見に行ってきた。　遠くの方に波頭が見えたかと思うと自転車ほどの速度で潮が河を遡って来た。　波の高さは想像していたほどではなかったが、それでも１ｍほどあっただろうか。　予定時刻ぴったりの11:55に潮が通り過ぎて行きました。自然の不思議に感動しました。

災害列島

台風１２号によってもたらされた豪雨により紀伊半島で大災害が発生している。死者や行方不明者の数は１００名を超える。　私にとってなじみのある地域であり将来そこで余生を過ごそうと思っている場所でもある。　今年は日本各地で大災害が起きている。　地震、津波、台風、集中豪雨。あらためて日本は自然災害の多い国だと思います。これまでも建設と破壊が繰り返されてきたのだろう。　家や田畑を土砂で流されてしまったらそれを修復するのに何十年もかかるだろう。　そして忘れたころにまた次の災害が襲うのだ。　たまたま人生の終盤で災害に遭って家族や財産を失ってしまうと、もうやり直す時間も体力もないし気力もなくなるだろう。本当にお気の毒だと思う。　　自然災害がなくて気候は温暖で一年中気持ちよく過ごすことができて物価が安くて治安が良くてきれいな海があって適度に風が吹くそんなところはないだろうか？　はやく退職してそんな場所を探しに行く旅に出たいよ。