コロナで得をするのは誰?

2020-05-23 01:15:00 | 国際・政治
今日から北京で全人代が開かれている。所信表明で李克強は香港の治安法制について触れている。香港に認めてきた高度な自治(一国二制度)をなし崩す作戦だ。アジア太平洋地域に睨みをきかしていたアメリカ海軍の空母の乗組員がコロナに感染して機能不全になっている。チャンス到来とばかりにこの地域で中国は活動を強化している。新型コロナウィルスの感染は中国武漢で始まり初期は中国に多くの感染者や死者を出したが,徹底的な国家の管理により今は抑え込んでいる。コロナ感染拡大という非常事態においては中国の管理システムがうまく機能しているようだ。(日本のマイナンバー制度とはえらい違いや)アメリカのトランプ大統領はWHOは中国寄りだからもうカネは出さん,WHOを脱退するとまで言っている。片や中国はWHOに出す金を増やし,世界中に医療援助物資を送り付けている。援助してもらった国は,やはり中国ありがたやありがたやとなる。アメリカは毎日何百人というコロナ感染死亡者を出しながら経済活動を始めている。コロナなんて消毒液を注射すれば治るという程度の知識しか持たない大統領の国がコロナをうまく抑えることはできないだろう。
コロナを契機として,世界の覇権がアメリカから中国に移ろうとしているように思う。大きな歴史の流れがコロナによって少し早まったようだ。

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