ひょいと思いたち週末に洛陽に行ってきた。 洛陽は唐の時代に栄えた町で牡丹と龍門石窟で有名。 牡丹のシーズンはもう終わったので観光客も少なくゆっくり時間をかけて龍門石窟を堪能した。 北魏から唐の時代にかけて作られた仏教遺跡で岩山をくり貫いて仏像が彫られている。 大小10万体の仏像があるという。半日かけてみたけれど全部見ることができなかった。 その中でも奉先寺の石窟は最大規模で真ん中に盧舎那仏、左右に仏弟子、菩薩、天王、力士が配置されている。 盧遮那仏は唐の時代の672年~675年に作られた。この仏さんは優しいお顔にきりりと引き締まった口元。 右横の金剛力士がダイナミックで今にも動き出しそう。 重機やドリルのない時代によくまあ4年足らずの間に作り上げたなあと思う。 この時代はるばる日本からやってきた遣唐使もこの石仏をきっと見に来ているはずである。 そんな昔からある龍門石窟の仏像であるが残念なことにそのほとんどは文化大革命の混乱で破壊されている。 大きな仏様から小さな小さな仏様までそのお顔の部分が削り取られている。これでもかこれでもかと首のない仏様を見ていると腹立たしくそして残念でならない。まあこれも歴史ですね。
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