ここ一週間ほど埼玉の自宅には帰らず横浜のマンションで生活している。 大学受験真っ最中の長男と失業中の私が、この時期ケンカや言い争いをするのはチョイとまずいと考えた妻が、少し婉曲的に「今は横浜にいたほうがいいのでは・・・」というので、素直に従った。 今週何校か受験している様だが、あまり気にならないのが実に不思議である。 「愛の反対は憎しみではなく無関心である」という言葉を思い起こして、私は長男に対する愛が薄いのかなと思ったりした。
その「愛の反対は・・・」という言葉は、マザー・テレサ(1979年ノーベル平和賞)が言ったとされているが、いつどこで言ったのかいまひとつはっきりしなかった。 気になって調べてみたら、カトリック中央協議会のHPでやっと確認がとれた。 マザー・テレサが初来日(1981年)したとき白柳枢機卿が直接マザーから聞いたと言っています。http://www.cbcj.catholic.jp/mother/shirayanagi.htm 「日本に来てその繁栄ぶりに驚きました。日本人は物質的に本当に豊かな国で す。しかし、町を歩いて気がついたのは、日本の多くの人は弱い人、貧しい人に 無関心です。物質的に貧しい人は他の貧しい人を助けます。精神的には大変豊か な人たちです。物質的に豊かな多くの人は他人に無関心です。精神的に貧しい人 たちです。愛の反対は憎しみとおもうかもしれませんが、実は無関心なのです。 憎む対象にすらならない無関心なのです。」
ところが、アメリカではElie Wieselさん(1986年ノーベル平和賞)の言葉だと言われているようです。 The opposite of love is not hate, it's indifference.(Elie Wiesel, 1986 Nobel Peace Prize, born 1928)
マザー・テレサに会ったことがあるなんてすごいね。 私もTSUTAYAでマザー・テレサのCD借りてきてみよ~っと。オリビア・ハッセー主演の。