核拡散の脅威

2009-04-19 23:42:06 | 国際・政治

北朝鮮が長距離ロケットを打ち上げ → 国連安全保障理事会が北朝鮮非難の議長声明採択→ 北朝鮮が6カ国協議からの離脱表明 とここまでは金正日の筋書き通りに進んでいる。 核開発を再開するぞと言ってアメリカから譲歩を引き出そうとしている。 アメリカばかりか中国も困っている。 この間にアメリカのオバマ大統領は、4月5日プラハにおいて、核廃絶に向けて歴史に残る(かもしれない)演説を行った。  I state clearly and with conviction America's commitment to seek the peace and security of a world without nuclear weapons・・・・・・ (アメリカは核兵器のない平和で安全な世界を希求することを確約する) Human destiny will be what we make of it.(人類の運命はわれわれにかかっている) 核拡散防止の行動を起こさなければ、北朝鮮のような国が核を開発してそれがテロリストの手に渡るというようなことが現実に起き得る。世界中から核をなくすためには(NPTのような仕組みでは限界があり)アメリカも核廃絶に向けての道を歩み始めるからみんなも一緒に核はやめましょうね。 と

もしアメリカや世界がこの方向に進むのであれば、オバマ大統領のプラハでの演説は歴史的なものとなるだろう。 そうあってほしい。 すくなくともダブルスタンダードのNPTより説得力があるが核開発をあくまで推進しようとする金正日のような輩はどのように阻止するのか。人類の知恵が試される。 

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