多くの人が反対しまた疑問を呈していたにも関わらずイギリスはアメリカと一緒になってイラク戦争を始めた。開戦の理由だった大量破壊兵器は発見されず多大の犠牲者を出した。 そのイギリスで当時のブレア政権の政策判断がどのように行われたのかを調査委員会が検証しているという。ブレア元首相をはじめ関係者に証言をさせている。 しかしそれは個人の責任を問うのではなく、誤った政策決定がどのようなプロセスでなされたのかを検証することにより将来のために何らかの教訓を得ようとするのが目的だそうな。さすがイギリス本物の先進国だと感心した。イギリスではナポレオン戦争の時から戦争検証をしているそうで、歴史から教訓を学び取ろうとしている。イギリスが歴史的教訓をうまく生かしているかどうかはわからないが、歴史的視点から物事を判断していこうとする姿勢はすばらしい。戦争開始するときは社会や国民がある興奮状態や催眠状態にあって正常な判断ができなかったとしても、なぜそうなったのかを検証しておくことで同じ誤りを避けることができるかもしれない。太平洋戦争敗戦から60年以上も経過するがどう考えても無謀としか思えない戦争を日本が始めたのかの検証はなされていない。いまさらねー という人も多いかもしれないが、日本自らのために徹底的に検証しておくことは大切だと思う。菅政権で国家プロジェクトとしてひとつやってみてはどうか。 金はそんなにかからないよ。
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