つらねのため息

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ぶっ壊すんじゃなかったのか?

2005-09-12 22:56:49 | 日本のこと
選挙は自民の「圧勝」であった。もっとも得票率でいえばそこまでの圧勝ではないのだろうけど、小選挙区制のなせる業であろう。

しかし、これで自民党をぶっ壊すという小泉首相の公約(?)は当分果たせないだろう。ぶっ壊すと自認する人が党首になっていて、しかもその党が選挙で大勝するんだからすごい。この国の民主主義はどこへ行くんだろうか?

個人的には想定の範囲内であった。というのも、数日前に見た夢のなかで自公:307、民主:122という結果を見てたので(なぜか数字だけはっきりと覚えている。変な夢であった)。

もうひとつ、個人的にうれしかったのは初めて国政選挙で有効票を投じれたこと。ぼくの「清き一票」は毎回比例ですら死んでいたので、少しうれしい。

前回も書いたが自民と民主の対立軸はかなり錯綜しているけれども、「郵政民営化」なんていう露骨な新自由主義改革がテーマになるとさすがに都会と田舎のコントラストが出てくる。もっとも地方で勝ったのは「郵政民営化反対」というだけで色々な立場の人がいるわけだが。

しかし、そういったクリーヴィッジを前面にだして対立軸を模索するというのも一つの方策ではないだろうか。

あと小選挙区の結果を見ると民主が自民に勝ち越しているのは、北海道、岩手、新潟の三つだけ。北海道はもともと民主王国と呼ばれているし、岩手は小沢王国である。しかし新潟で民主が勝ち越したのはそういう理由ではない。社民、連合との野党共闘が奏功した結果である。共産へ流れる票も含め野党票を以下にまとめるかというのを民主党はしっかり考えるべきなのではないだろうか。

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