期末テスト終了後の7月10日から13日まで、西高吹奏楽部は夏期合宿を行いました。3泊4日、学校に寝泊まりして丸々練習漬けです。この合宿から、吹奏楽コンクールやマーチングコンテストといった、夏の大きな山に向かって、本格的に歩き始めるわけです。
部員・顧問合わせて計75人分の食事は、N顧問にお世話になっています。「スーパー3軒回って、並んでいる豆腐を全部買い占めてきた」「肉7キロをまとめて買った」「相撲部屋の若女将と勘違いされたんじゃないか」などの苦労話が聞けました…本当にありがとうございます。
おかげさまで部員たちは、合宿中毎日むちゃくちゃ美味しいご飯にありつけます。そして練習に集中できるのです!
(ブログ用の写真を撮り忘れていたのが悔やまれる…)
ところで、毎年テスト終了後のこの時期は、ちょうど高校野球の開幕と重なります。高校野球といえば、試合をしている学校の生徒がスタンドで応援する映像がテレビでも流れますよね。金管楽器の演奏に合わせて大声で選手の名前を呼んだり、チアリーダーが踊ったり。
西高吹奏楽部も、合宿2日目の7月11日の午後、野球部の第1回戦(対 県立千葉高)を応援しました。
野球応援では、野球部の選手のリクエストに応じつつ、一人一人にテーマ曲を決めて演奏します。金管と打楽器以外の生徒達はチアリーダーです。男子部員は応援団をやりました。野球部やOBも、踊りながら応援しています。一種のお祭りです。
試合の方は残念ながら2対3で敗れてしまいましたが、野球部の選手が最後まであきらめずにボールを追いかける姿には見ていて感動。試合後に野球部と吹奏楽部が集まって挨拶をしたときには、野球部の部長さんは涙で言葉が出ない。吹奏楽部員も(そして私も)もらい泣きしていました。
帰りのバスでは部員みんな熟睡でした。合宿中でいつも以上に練習しているところに野球応援ですからね。お疲れさま。
しかし、バスで学校に戻ったあとは再び練習です。この日も深夜までマーチングの練習が行われたのでした。