中高・一般バンドが互いの演奏を聴き、交流する「第11回千葉県合同交歓演奏会」(君津市民文化ホール)が開催されました。
この演奏会のユニークな点は、学校ごとに固まって着席するのでなく、パートごとに指定されたエリアに座って、前後左右の他校の仲間との交流を目的の一つとすることや、「課題曲」として過去の吹奏楽コンクール課題曲から任意に選んで演奏するということ。楽しいのは生徒だけでなく、顧問や保護者にとっても、自分が学生時代に演奏した懐かしい課題曲が取り上げられたりする嬉しい発見もあったりするのです。
百人近い大所帯なのにどこまでもクリアなサウンドを繰り出す団体、わずか十数人で密度の高い音楽を奏でる団体、すばらしい演奏を聴くことにまさる勉強はありません。
今日の市川西高は、保科洋「風紋」(1987年度課題曲)、G.プッチーニ「トゥーランドット」(後藤洋編曲)、と情感豊かな楽曲二本立てで臨みました。「西高サウンド」作りも道半ば、今日学ばせていただいたことを糧に、これからも色彩感豊かに歌い上げられるバンドを目指して練習に励みます!