あと1週間に迫ったコンクール。
今日の最初の合奏練習は、いろいろな問題が見えてきて、俄然やる気が出てきました。
丁寧な音楽作りをしながら、自分たちの良さを発揮できる演奏にしたいと思います。
とにかく歌うこと。歌が基本。
今日の最初の合奏練習は、いろいろな問題が見えてきて、俄然やる気が出てきました。
丁寧な音楽作りをしながら、自分たちの良さを発揮できる演奏にしたいと思います。
とにかく歌うこと。歌が基本。
コンクールは自己を評価するもので、自分の人格を磨く、一つの場であります。
という櫛田胅之扶(くしだ てつのすけ)氏の言葉は忘れてはいけない。
部員や顧問に対しての素直な一言だと思います。
作曲家 櫛田胅之扶
1935年京都に生まれる。
京都教育大にて数学を専攻する傍ら、福本正氏に作曲を学ぶ。卒業後、中瀬古和氏、映画音楽作曲家高橋半氏に師事するとともに、グループ「創る会」に参加し、広く作曲活動を始める。邦楽の家に生まれ育ったという環境で、作風は伝統的な邦楽を基調にした日本的あるいは民族主義的な路線を徹底してとっている。
1981年全日本吹奏楽コンクールの課題曲『東北地方の民謡によるコラージュ』、同じく1994年の課題曲『雲のコラージュ』をはじめ、『火の伝説』『雪月花』『嵯峨野』『陽炎』『雲はその彩りをそえて』など多くの日本的な作品を数える。他にも、宗貞啓二、下地啓二、前田昌宏各氏のリサイタルのための作品、サクソフォン・アンサンブルの作品など、管楽器を中心とした作品が多く見られる。1995年第7回世界吹奏楽祭では『舞楽Ⅱ』が演奏される。
また、より広い作曲活動を求め、絵画・建築・写真。映像などの分野との一体化による、構造的芸術の創造を目指して取り組んでいる。作曲・編曲・指揮といった音楽分野を越えて、イヴェント・コーディネーターとして広く活躍している。