えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

語り継ぐ

2005年08月25日 23時34分05秒 | ドンキホーテ
 昨夜、東京から帰阪しました。野暮用で出張を少し切り上げての帰宅です。
 これで5人が揃いました。父が帰ってくれば全員揃います。

 出張中はビジネスホテルの夜が退屈で、本を二、三携行します。今回は韓国語のテキストと文芸春秋9月特別号。

 文芸春秋は普段はあまり読みませんが、毎年二回、芥川賞受賞作とその選評が載る号だけはよく買います。

 この号で、「運命の8月15日 56人の証言」の特集がありました。証言者のほとんどは70歳以上。中には100歳を超えられる方がいらっしゃいます。平均年齢は80歳を超えるでしょう。
 
 半藤一利さんの項。
 「太平洋戦争の戦闘員の戦死者は陸軍165万人、海軍47万人。内、広義の餓死者は70%」
 驚きです。かなりしょっ引いたとしても、この数の多さ。銃弾に倒れるのでなく餓死とは。
 
 この数字さえも私は知りませんでした。今、どれほどの方がご存知でしょうか。ましてや一人ひとりの死の不条理はこの数字からは読み取れません。

 歳月を経て戦争を語り継ぐ作業の難しさを感じます。

 台風11号が東海地方を襲っています。あの戦争から60年目の暑い夏も終わりに近づきました。

 ブログランキングに参加中です。クリックを。出来れば、毎日ワンクリックを。
blogランキング ←ココです

 姉妹ブログ「週刊なにがニュースやねん」もよろしくお願いします。
週刊なにがニュースやねん

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする