えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

ALWAYS 三丁目の夕日

2005年12月26日 00時09分00秒 | 劇・映画・音楽
 川辺を歩く父と女の子、そして白い犬。
 女の子は買ってもらったばかりの麦藁帽子が得意顔。

 疾風が麦藁帽子を舞い上げた。
 犬が吼えながら追い駆ける。
 
 風に乗ってどんどん飛んでく。
 川面に落ちる。

 犬が流される帽子を追って何度も吼える。
 
 遠ざかる帽子。
 
 べそをかく女の子。

 黙って帽子を見つめる父。

 夕日が二人と犬の影を照らす。
 
 
 3丁目の夕日は学生の頃、連載漫画のつまでした。
 少し長めの四コマ漫画程度の気持ちで読んでいました。
 だからでしょうか。
 20年以上経った今。
 どんな話だったかほとんど覚えていません。

 けれど冒頭の情景だけは今も鮮明です。
 「女の子が帽子を風に持って行かれる」、それだけのシーンですが目の中に焼きついています。切ないけれどほのぼのと。

 
 映画もそんな情景の満載でした。
 
 「切ないけれど、ほのぼのと」
それとも
 「ほのぼのと、けれどちょっぴり切ない」
こっちの方が感じをよく表わしているでしょう。
 
 評判にたがわない映画です。
 お薦めします。

 

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コメント (1)
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