えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

古びたラーメン屋

2008年04月06日 13時25分34秒 | 出張
 東京・蔵前、定宿の近くで古びたラーメン屋=写真=を見つけた。
 木看板に江戸藍とでも言うのだろうか青紺に白抜き屋号ののれん。

 引き戸を入ると、打ちっぱなしのセメントの土間。白い漆喰の壁はポスターをはがしたような跡が残り、机や椅子も昭和30年代を思わせる。それでも掃除が行き届いていて、ラーメン屋さん独特の油でこてっとした感触や匂いを一つも感じない。厨房とカウンターの間仕切りのステンレスも光っている。とっても清潔だ。
 
 カウンター越しの厨房には70歳ぐらいのご主人と私ぐらいの息子さんだろう。その息子さんが茹でた麺を器に上げると、ご主人が具を盛り付けてお客さんへ。長年二人でやっているのでしょう、その息もぴったりです。

 麺は中ほどの太さ。スープは豚骨で醤油と塩のどちらかを選べます。私が選んだのは醤油。味の表現はうまく出来ませんが、とってもおいしい。

 お店のしつらい、ご主人、その味と老舗を実感しました。

 ご主人に尋ねました、
 「もう何年やったはるんですか」

 ご主人、
 「13年目です」

 騙されたようです。正しくは騙されたのではなく私が勝手に間違ったのでしょうが。このお店、チェーン店でした。調度からなにからをそろえて昔ながらのラーメン屋さんの雰囲気を出していました。もちろん厨房の二人も親子ではなさそうです。

 そういえば、中華ソバならいざ知らず、昭和3、40年代の東京に豚骨ラーメン店はそうは無かったでしょうね。

 今日から南九州周遊出張です。暫く「えびす顔の造花問屋社長からの手紙」を休みます。出張中こんな面白い体験に出会えばまたご紹介します。乞うご期待。
 
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コメント (2)
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