えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

お前の気持ちも分かる

2010年12月11日 17時47分09秒 | サンチョパンサ
 今回は会えないと思っていたK君と昨夜、東京で会えた。大阪の予定を早々に済ませ、東京の用事もうまく調整し時間を作ってくれた。

 しばし、国際情勢の話をした後、それぞれの近況に。

 彼、「ところでおまえはどうなんや」
 私、「お前に直接言うのも変なんかも分かれへんけど、ほんまにお前はすごいと思う。ようやったと思う。誇りに思う。友達がお前みたいになんのはほんまにうれしい。でもな、落ち込む。今、幸せかと問われたらそのとうりなんやけど、それでもな、贅沢にも落ち込む」
 彼、「お前の気持ちも分かる。おれもずっとお前のこと考えてきた。最初に(マスコミを)目指していたお前がこうなって。おれが続けてる。皮肉なもんだ」
 私、「ほんまやな。でもなお前の頑張ってる姿を見るとおれも頑張らんとなと思う」
 彼、「うん」

 彼は宝塚に住む父のことが気がかりだなどと打ち明けた。さらけ出すというような大げさなものでなく、私に「自分も悩みを抱えている」ことを示した。
 それを、互いに目指した道をはずれた私への応援、励ましのように、私は受けとった。

 二人で会食した後、同じくたまたま東京に出てきていたゼミ同期のZ君とも落ち合った。たった3時間、再会は楽しく濃い時になった。
 
 彼から会えそうだと携帯に連絡が入った時、嬉しいと思った半面、「会えばもしかしたら、より落ち込むかな」と不安になった。それは杞憂になった。会ってよかった。

 彼は明後日にはワシントンに戻り、責任の重い忙しい仕事に追われ、私はまた日々の造花屋を続けているだろう。

 写真は新宿東口・吉田屋さんで頼んだちゃんこ鍋の雑炊。贅沢やな。 

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