東日本のみなさん こんにちは
おとといの日記では主語を「私」、きのうの日記では主語を「在日韓国朝鮮人の方々」にしましたが、今日は「アイヌの方々」に置き換えてみます。またまた例えばなしですが、お付き合いくだされば嬉しい。
アイヌの私はどうしても「君が代」を歌いたくありません。それは日本に住むいわゆる日本民族でない我々の人権を尊重してもらう時、これまでの日本の歴史を振り返った時、日本国の主権が国民にあるなら、「天皇の世のなかが千年、万年と続くように」と賛歌する歌をどうしても歌いたくありません。
そのアイヌの私が、大阪で生まれ育って大阪の子どもたちを教えたいと大阪の公立学校の先生になった時、大阪維新の会が提出している教育基本条例案が可決されると、私が3回、君が代を歌わなかったら首になり、もう子どもたちを教えることはできなくなります。
卒業式などの式典を妨害するつもりはありません。みなさんが歌うことを妨げる気もありません。どうか、歌わないことだけを認めてください。どうか、君が代を歌わない自由を与えてください。ぜひともお願いします。
注1、アイヌの方々は北海道に住む先住民族です。そして日本国籍をお持ちです。
注2、大阪にもそのアイヌの方々がお住まいです。
注3、アイヌの方々も在日韓国朝鮮人の方々と同様に、日本語の強制、創氏改名を強制されました。今、アイヌ語を日常語るアイヌ民族の方は皆無じゃないでしょうか。アイヌ名のアイヌ民族の方もほとんどいらっしゃいません。いわゆる日本民族がアイヌ民族の言葉、名前を奪いました。
注4、それらの政策は、時として天皇の名のもとに行われました。
注5、忠実に天皇の皇国臣民たろうとしたアイヌの方々の中には「お前はアイヌだ、日本人じゃない」と差別を受け、苦しまれた方がいらっしゃいます。
そんな歴史を持つアイヌの方々が、「君が代」を歌いたくないと思うのは必然じゃないでしょうか。その方々の誰かが大阪の教員になった時、その彼、彼女に、「いわゆる日本民族の象徴としての天皇の世のなかが千年、万年と続くように」と賛歌する「君が代」斉唱を強制できる権利が誰にあるのでしょうか。
私は大阪維新の会が提出している教育基本条例案に反対します。
賛同してくださった方はぜひ反対の意思表示をお願いします。
おとといの日記では主語を「私」、きのうの日記では主語を「在日韓国朝鮮人の方々」にしましたが、今日は「アイヌの方々」に置き換えてみます。またまた例えばなしですが、お付き合いくだされば嬉しい。
アイヌの私はどうしても「君が代」を歌いたくありません。それは日本に住むいわゆる日本民族でない我々の人権を尊重してもらう時、これまでの日本の歴史を振り返った時、日本国の主権が国民にあるなら、「天皇の世のなかが千年、万年と続くように」と賛歌する歌をどうしても歌いたくありません。
そのアイヌの私が、大阪で生まれ育って大阪の子どもたちを教えたいと大阪の公立学校の先生になった時、大阪維新の会が提出している教育基本条例案が可決されると、私が3回、君が代を歌わなかったら首になり、もう子どもたちを教えることはできなくなります。
卒業式などの式典を妨害するつもりはありません。みなさんが歌うことを妨げる気もありません。どうか、歌わないことだけを認めてください。どうか、君が代を歌わない自由を与えてください。ぜひともお願いします。
注1、アイヌの方々は北海道に住む先住民族です。そして日本国籍をお持ちです。
注2、大阪にもそのアイヌの方々がお住まいです。
注3、アイヌの方々も在日韓国朝鮮人の方々と同様に、日本語の強制、創氏改名を強制されました。今、アイヌ語を日常語るアイヌ民族の方は皆無じゃないでしょうか。アイヌ名のアイヌ民族の方もほとんどいらっしゃいません。いわゆる日本民族がアイヌ民族の言葉、名前を奪いました。
注4、それらの政策は、時として天皇の名のもとに行われました。
注5、忠実に天皇の皇国臣民たろうとしたアイヌの方々の中には「お前はアイヌだ、日本人じゃない」と差別を受け、苦しまれた方がいらっしゃいます。
そんな歴史を持つアイヌの方々が、「君が代」を歌いたくないと思うのは必然じゃないでしょうか。その方々の誰かが大阪の教員になった時、その彼、彼女に、「いわゆる日本民族の象徴としての天皇の世のなかが千年、万年と続くように」と賛歌する「君が代」斉唱を強制できる権利が誰にあるのでしょうか。
私は大阪維新の会が提出している教育基本条例案に反対します。
賛同してくださった方はぜひ反対の意思表示をお願いします。