えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

山崎充昭さん、向こうで「生野を日本のミラノ」にしてやってや

2012年02月10日 14時46分18秒 | フォーラム・アイ
 東日本のみなさん こんにちは

 10年前の2002年、大阪商工会議所生野支部異業種交流会フォーラム・アイ(FI)は、イタリア・ミラノ視察を決めました。「中小零細企業のおっちゃんおばちゃんがミラノの町工場を見学する」たったそれだけのことを、「日伊共同の国際ブランド作りを目指す」とまで大ぼらを吹き、マスコミに売り込みました。当時FI会員の誰もが、本当に出来るとは思っていませんでした。しかしそのニュースは「生野を日本のミラノに」の大きな見出しで報道され、それに「よしてーや」と乗っかってきたのが山崎充昭さん、山ちゃんでした。

 FIはバッグデザイナーの山ちゃんのセンス、アイデアで「YOROI」、「GENOMIX」の二つのブランドを立ち上げ、ミラノの見本市にその自転車やバッグ、小物類を出展。国内の展示会にも出品し、大手の百貨店でも販売しました。日伊共同ブランドではないものの、ある面「大ぼら」が実現しました。「こてこての生野は生野のまんま」やったけど。

 その立役者の山崎さんが2月5日、逝去されました。69歳でした。葬儀・告別式は7日に家族らで行われました。最期は「ウエスタンブーツにジーパン、ジーンズジャケットにテンガロンハット」お気に入りの恰好で旅立たれたそうです。

 たった10年お付き合いさせてもらっただけですが、山ちゃんから学んだことはたくさんあります。喧嘩もしました。大人気なくも一時、絶交もしました。それでも楽しかった。山ちゃんと肩を組んでいる写真、嬉しいですね。

 

 行動力、社交性に富んだ山ちゃんの逸話は限りありません。

 

 12日ご家族のご好意でご霊前にお線香をあげさせてもらえます。詳しくは司元にお尋ねください。

 ご冥福をお祈りするというより「向こうでもみんなを巻き込みながらこっちででけへんかったこといっぱいやってや。後で行ったらよしてや」、とはなむけの言葉を贈ります。 
コメント (2)
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