えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

暴力で勝ち取ったものは暴力で取り返される

2012年02月26日 14時46分18秒 | ドンキホーテ
 東日本のみなさん こんにちは

 日本一明るい経済新聞・竹原編集長のツッコミ塾セミナーが先日あり、急発展で注目を浴びるインドビジネスのお話をお聞きしてきました。講師は1905年、それこそ日露戦争の年に曽祖父が日本で絹製品の貿易会社トラバリー商会を創業されたインド人ビジネスマン寅芭里 ザキルさん(写真左)。
 
 いい機会だったのでずっと興味を持っていたことを尋ねました。非暴力不服従でインド独立を勝ち取ったマハトマ・ガンジーの思想にどのような背景、インドの事情があったのか。

 多様な民族、文化、言語のあるインドの歴史の中には、凄まじい殺し合いもあった。その後、平等を説く仏教が広まったりもした。多様な民族を武力でまとめるのは至難は業。非暴力、菜食主義を貫くジャイナ教のような教えもある。
 そしてガンジーの思想の根底には「暴力で勝ち取ったものは暴力で奪い返される」があった、と。

 他にもいろんな面白いお話をお聞きしました。

 インド人と聞くと思い浮かぶターバン。多数を占めるヒンズー教徒でなくシーク教徒
 結果を求める西洋のビジネスの概念に対してプロセスを重んじる。
 ジャイナ、ヒンズー、シーク、ゾロアスター、バハ、ユダヤ、キリスト、仏教、イスラムと主な宗教だけでも多数。
 西洋では時間は貴重だが、時間は永遠にある。
 カースト制度の思想から雑用は雑用係の仕事。日本だと人がいないと社長でもコピーしたり机を動かしたりするが、インドでは絶対にしない。雑用係が一日いないとコピーも一日できない。社長がすると雑用係の仕事を取ってしまうことになる。だから、ひとつのことをするのにもたいへん時間がかかることがある。
 極東国際軍事裁判でただ1人日本無罪論を唱えたのはインドのパール判事。親日家が多い。

 これからますます成長を続け、2025年には人口も中国を抜いて世界一になると言われています。今後日本との関係も深まるでしょう。そして西洋の価値観が世界を仕切っている現状から、中国、インドと違う思想、文化を持った国々が台頭していくのは未来を見た時に間違いないでしょう。カースト制度を肯定するものではありませんが、多様化するのはいいことだと思います。

 その違った文化、思想をちょっぴり垣間見させてもらいました。

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