期待の新梱包機

　みなさん　こんにちは

　お盆があけてから、当社の八尾流通センターの梱包機（写真上）が動かなくなりました。20年ほど前に大阪のあるお得意先様が不要になったのをもらってきたものですから、かなりの年代物です。修理しようにも、販売終了となっていて、交換部品もありません。仕方なく新しいのを買いました。写真下。

　

　20年前に梱包機が入る前まではいわゆるガチャガチャと呼ばれる機械でビニールバンドを金具で締めていました。それに比べ機械で締めるのはとても楽です。少なく見積もって、1日50個の荷物を年間250日として20年間、梱包していたとしたら、25万個の荷物を梱包しました。

　貰い物なので当時の値段は分かりません。しかし、実はこの梱包機をくれたお得意先様はその数年後に倒産してしまいました。その際当社が被った損害は200万円ほどだったでしょうか。考えてみると、梱包機をもらった時にすでにその得意先様への債権が膨らんでいて、入金を催促している時期だったので、支払いが遅いのを申し訳なく思われて梱包機を譲ってくれたのでしょう。結局中古の梱包機は実質200万円かかってしまったことになります。200万円を25万個で割ると一個当たり8円の梱包代金がかかった計算です。

　新しい機械は約15万円なので、同じように働いてくれたら、一個当たりの梱包機の償却代金が0.6円になります。以前のに比べると結果的にとても安くなりました。期待の新機械です。

　それにしても、お盆前の大忙しの時でなくて良かった。

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